チャンピオンズ・リーグ
2008年05月23日
[CL決勝:Mユナイテッドvsチェルシー]集大成という試合を飾れず
2008.5.21(Wed)Man. United 1 - 1 (PK 6 - 5) Chelsea
@Luzhniki Stadium
1-0 Cristiano Ronaldo '26
1-1 Lampard '45
試合結果(uefa.com)
今シーズンのチェルシーはモウリーニョが早期に退団してしまったものの、後任のグラントは自分のチームは作らず、モウリーニョで強かった頃のような内容でチェルシーは快進撃。今月号のサカマガのドログバのコラムでは、グラントと俺たちの間には心の通った共犯関係は存在しない、だからこそ俺たちは力を合わせてタイトルを獲得しようと誓い合った、と書かれており、この決勝はモウリーニョが作った今のチームの集大成と呼ぶべき試合でした。
しかし、モウリーニョの子供たちはその試合を勝利で飾れず、無タイトルで終わってしまいました。
前半ユナイテッドペースも盛り返す
試合はユナイテッドがリーグでの調子そのままにチェルシーを押し込み、C・ロナウドに先制を許すものの後はツェフのスーパーセーブなどもあって辛うじて失点せず。そして前半終了間際にはエッシェンのシュートのこぼれ球をランパードが押し込むという、ランパードらしい得点で同点に。
後半になって運動量を上げたチェルシーは高いプレスから攻め込み、試合の流れは完全に逆転。しかしユナイテッドがこれまで見せてきたCLでの堅い守備に阻まれ、ドログバとランパードのシュートがポストに当たるという不運もあって同点で延長戦へ。
死闘の末に敗戦
試合前からピッチの状態の悪さが心配されたルジキニスタジアムでしたが雨でさらに悪化、最後はそんな中で必死に動き回った両チームのたくさんの選手が足がつる状態。まさに死闘といえる戦い。両チームの全員が集まるような小競り合いからドログバが退場したのは余計でしたが、ついに両チームともゴールを割ることはできずPK戦へ。
ロナウドは通常なら最初か最後に蹴らせるところでしょうが、バルサ戦でハズしたというメンタル面も考えてか3人目に登場、しかしタイミングをずらそうとフェイントをかけたシュートはコースが甘くツェフに弾かれてしまう。しめしめという展開でそれ以外の全員が決めて、チェルシーの最後はテリー・・・PKを蹴りなれないDF、責任感の人一倍強いキャプテン、ここで決めれば優勝というプレッシャーのかかるシーン・・・ハズす条件が揃っています。枠に飛んでくれればと思っていましたが、あろうことか足を滑らせて蹴ったボールはポストへ。この後、7人目のアネルカが防がれて負けてしまいましたが、この結末は酷すぎる。
footballista nightボリスタのイベントfootballista night08で見ました。以前にバルセロナのディスコでベンフィカ戦を見たのですが、それと同様でクラブに椅子を並べて大画面を見るシアター形式。
トークショーはちょっと期待していたが、西部謙司のコメントも適当でとてもユルいイベントでした。延長PKで負けて、かなりゲンナリしながら帰りました。
2008年05月02日
[CL準決勝2nd:チェルシーvsリバプール]濃密な120分
2008.4.30(Wed)Chelsea 3 - 2 Liverpool
@Stamford Bridge
1-0 Drogba '33
1-1 Torres '64
2-1 Lampard '8ex(P.K.)
3-1 Drogba '15ex
3-2 Babel '27ex
試合結果(uefa.com)
週末のリーグ戦でユナイテッド相手に奮闘して勝利したチェルシーと、主力温存で準備万端のリバプール。コンディション的にはリバプール有利であるものの、舞台はチェルシーの要塞スタンフォードブリッジ。
このところ、リバプール戦のロスタイムのリーセのオウンゴールでの引き分けや、ユナイテッド戦での終了間際のハンドで勝利など、運もついているチェルシーは互角の戦いを繰り広げながらもその勢いそのままに勝利をおさめました。
キーマンは、母を亡くして1週間もたたないうちにピッチに立ったランパードと、モウリーニョ退団以降なにかと物議をかもしてきたドログバ。チェルシー最後のシーズンでなんとかヨーロッパタイトルをという思いもあるのか、気迫のこもったプレーでした。
リバプールが攻め、チェルシーがカウンター
1stレグで1−1ドローとなったため得点を取る必要があるリバプールは、ポゼッションを高めながらの攻撃に。互いに激しい中盤争いで、チェルシーはマイボールにすると縦に速いボールを入れるという攻防で見ごたえ十分。
この試合ではポゼッションも終始リバプールが優勢でしたが、実際のところ、グラントのチェルシーは強い頃のモウリーニョ的なサッカーで成熟が進んだ印象です。モウリーニョはより攻撃的な変革を求められて逆に勝ちきれなくなってしまったワケですが、そのまま極めていればもっと凄いチームになっていたのではないかという気もします。
素晴らしいゴールの連続
先制はランパードからカルーへの絶妙の裏へのパスから、カルーのシュートをレイナが弾いたところを素早く詰めたドログバがゴール。もちろん決定機ではありますが、狭いシュートコースへ正確にパワーシュートを決めるところがドログバならでは。
リバプールの同点弾は、この試合スタメンのベナユンがドリブルで中央へ持ち込んでF・トーレスへ絶妙のパスからゴール。これもチェルシーの守備の間隙を突いた素晴らしいゴール。この試合のゴールはどれもがドラマチックでした。
延長に入って、エッシェンがこぼれ球をミドルで決めてチェルシーがリード・・・と思ったらオフサイド判定。確かにチェルシーの選手がオフサイドポジションに数人残ってはいて、シュートコース近くにいるため厳密に言えばプレーに関与していなくもないのですが、通常これはオフサイドにはならんでしょう。
チェルシーもツキが落ちたか・・・と思ったその直後、ヒューピアがバラックを倒してPKに。キッカーはランパード。もの凄い圧力のかかるシチュエーションでしたが、これを決めてランパードは喪章にキスをして母に捧げるしぐさ。絵になります。
その後にドログバがまたも狭いシュートコースへシュートを突き刺し、スタジアムはフィエスタムード。そしてランパードが拍手で送られながら交替・・・のはずが、その交替直前に唐突にバベルがミドルを決めて1点差。最後まで緊張感の高い試合にするところなど、リバプールもやってくれます。
プレミア優勝争いチーム同士のファイナル
チェルシーは初のファイナル進出となり、ユナイテッドとの対決。
放映権料の高騰があってプレミアは最もレベルの高いリーグとなっていますが、その優勝を争っている2チームがチャンピオンズリーグの決勝で戦う。これは珍しくもしごく妥当な結果といえるでしょう。
リーグの試合が終わってから十分に回復する時間をあけてから行われる決勝、両チームともベストな状態で戦えそうです。
決戦の地はモスクワなだけに、アブラモビッチ・チェルシーの方が有利?とか・・・ないか。
2008年04月30日
[CL準決勝2nd:MユナイテッドvsFCバルセロナ]1stレグと同様に
2008.4.29(Tue)Man. United 1 - 0 FC Barcelona
@Old Trafford
1-0 Scholes '14
試合結果(uefa.com)
1stレグのカンプノウと同様にバルサがポゼッションして攻め込んだものの、ユナイテッドのゴールを割ることはできず。1stレグと違ったのはスコールズにゴールを決められたことだけ。
ポゼッションするものの
オールド・トラフォードではユナイテッドが優勢かとも思いましたが、バルサのポゼッションはここでも高く、最終的には58%のボール支配率。
ただ、ここでは特にテベスに前線から執拗なプレスをかけられ、余裕をもったパス回しをさせてもらえず、ユナイテッドの時間帯も作られていました。そんな中、マイボールにしたと思ったザンブロッタのパスミスがスコールズの前に流れ、ミドルを決められて失点。
しかしそれでも1点とればアウェイゴールで勝ち抜けるバルサでしたが、ここ一番で弱いエトーが消極的なプレーをしてしまい、メッシに期待という状況に。結局、交替も遅く、ユナイテッドの守備は堅く、そのまま終了の笛を迎えてしまいました。バルサらしいサッカーが復活していただけに残念です。
リーガの優勝もなくなり、チャンピオンズも敗退し、これで今シーズンは終了。
次シーズンは監督含めて大きくチームは変わらざるをえませんが、せめてクラシコではマドリーを倒して締めくくってもらいたい。
2008年04月25日
[CL準決勝1st:FCバルセロナvsMユナイテッド]対戦相手がチームを変える
2008.4.23(Wed)FC Barcelona 0 - 0 Man. United
@Camp Nou
試合結果(uefa.com)
CL準々決勝の圧倒的に押されたシャルケ戦や、先週末の低調なエスパニョールとのダービー戦を見て、無様な負け方はして欲しくないというのがユナイテッドとの対戦を控えての正直な気持ちでしたが、強い相手を迎えてカンプノウもバルサも大きく変わってくれました。
クラシコのような決戦ムードのカンプノウ
ビッグスタジアムにしては比較的静かなカンプノウですが、ユナイテッド戦はクレも一丸となって迎え撃つという雰囲気で、まるでクラシコのような盛り上がり。この環境はバルサにもユナイテッドにも大きく影響しました。
試合開始直後の2分、CKに競ったガビ・ミリートが早くもハンドでPKという最悪の出だし。しかし、PKをはずすことなど考えられないC・ロナウドが、なんと枠をはずしてしまうという、波乱のスタート。ロナウドでさえ空気にのまれてしまっていました。
その後は序盤はユナイテッドがプレスをかけようとするものの、バルサがパスを回して狙いを絞らせず、やがてユナイテッドはスペースを埋めて守る展開に。あとはバルサがひたすらポゼッションし、支配率は60%以上というカンプノウらしい一方的な展開。ただ、ユナイテッドが引いてカウンター狙いのアウェイ戦術になってしまったため、バルサはボールを回しはするものの守備をこじあけるにはいたらず、危険なシュートを打つこともできない。
そんな展開のまま時間がすぎ、後半にメッシが退くとさらにトーンダウンして得点の香りがあまりしないままスコアレスドロー。緊張感が高い90分でしたが、前半の濃密な雰囲気は時とともに薄れていっていました。
2ndレグ、バルサはコンディションUP、ユナイテッドはDown?
いつものバルサなら、得点できなかったという残念な気持ちでいっぱいになるはずなのですが、この試合ではバルサが試合を支配したという安堵感の方が強い。ユナイテッドの守備的な戦い方は、期待されていたスペクタクル感を損ねたものの、いつものバルサらしいプレーを引き出してくれました。
この週末、ユナイテッドは土曜日にプレミア優勝をかけたチェルシー戦、バルサはフエラでのデポル戦。リーガはマドリーとの差が11ポイントと開き優勝の可能性はほぼなくなったので、あとの狙いはCL一本。アウェイなので中心選手を休ませても全く問題ないでしょう。
この1stレグが復帰初戦のデコ、まだ復調途上のメッシ、パフォーマンスの落ちていたイニエスタのほか、ユナイテッド戦で精力的に動いていたヤヤなど、しっかり休養して万全の状態で2ndレグの試合を迎えたい。バルサにとってコンディション的に有利な状態で望めるのは好材料です。
ホームで0−0というスコアは、得点しての引き分けなら勝ち抜けるので、特にどちらが有利ともいえないところ。改めて強い気持ちを維持してオールド・トラフォードへ出向いてもらいたい。
2008年04月23日
[CL準決勝1st:リバプールvsチェルシー]何が起こるか分からない
2008.4.22(Tue)Liverpool 1 - 1 Chelsea
@Anfield
1-0 Kuyt 43'
1-1 Riise 90+5'(Own Goal)
試合結果(uefa.com)
イングランド勢同士となった準決勝。
先週末のリーグ戦はチェルシーは変則日程で木曜日にあり、日程的余裕もあるのでチェルシーの方がコンディションがよいかと思っていましたが、リバプールの方が明らかに動きがいい。カップ戦に強いベニテスの本領発揮という試合内容でした。
リバプール優位な流れ
立ち上がりから両チームともロングボール主体の縦に速いプレーでボールが落ち着かず、主審もよく笛を吹くジャッジでさらにプレーも途切れ気味。そんな中でも流れはリバプールにあり、ランパードやドログバなど中心選手がいつものようにプレーできないチェルシーに対し、リバプールはジェラードやシャビ・アロンソなどが好調で積極的なプレスから前線につなぎ、試合を優位に進めていくつかのチャンスを作る。
試合が動いたのは前半終了間際、クリアボールの処理をランパードがもたつく間に奪取され、裏に抜け出したカイトが決めてリバプール先制。
思いもよらない終わり方
後半も同様の展開で、グラント監督はリスクを負って攻めるような交替もせず、相手ボールになったらしっかり引いて守るという形で失点を防ぎ、このまま1−0で終了でよしとするかという流れのまま時間が進行。
そして予想外に長いロスタイム4分表示の最後のプレー、アンフィールドのサポーターが You'll never walk alone を歌っている最中に、スローインからカルーが入れたクロスをリーセがヘディングでクリアミスして自陣ゴールに入れて同点。チェルシーが点を取れそうな雰囲気はなかっただけに、思わぬアウェイゴールのプレゼントで一気にチェルシーが有利な状況になりました。
茫然自失で敗退が決まったかのような様子のリバプールサポーターと、準決勝勝ち抜けを決めたかのように笑顔のチェルシーサポーターの対比が印象的でした。
しかし、チェルシーはこの週末にはプレミア逆転優勝の最後のチャンスとなるユナイテッドとの直接対決の大一番があり、しかもこんなコンディションとあっては来週のCL準決勝2ndレグはかなり不安です。4月頭のアーセナル同様にすべてを失う1週間にならなければいいが。
2008年04月09日
[CL準々決勝:チェルシーvsフェネルバフチェ]枠内シュートの差
2008.4.8(Tue)Chelsea 2 - 0 Fenerbahçe
@Stamford Bridge
1-0 Ballack 4'
2-0 Lampard 87'
試合結果(uefa.com)
ホームでずっと負けていないチェルシー、とはいっても、チャンピオンズでは2年前にバルサに負けてはいるので、絶対でもありません。
フェネルバフチェ戦の1stレグは負けていて、この試合は引き分けではダメな状況でもあり。
1stレグと同様のスタメン
スタメンはやはりリーグの試合からガラリと変わり、準々決勝1stレグとほぼ同じ。
ドログバ、ジョー・コール、バラックといったアタッカー陣は週末のリーグは完全休養となり、ケガ人が少ない現状の余裕もあります。それでもシェフチェンコはベンチ入りしても出場機会がないのですが。
1stレグのスタメンとの違いは左ウィングのマルダがカルーになったところだけですが、マルダが噛み合っていなかったので当然でしょう。
また、ランパードも調子が上がらず1stレグは途中交替でしたが、テリーと並ぶ中心選手の一人ですし、ハズすわけにはいかないのでしょうね。交替させたことでランパードも腹を立ててメディアが騒いでもいましたし。
あと、ツェフがこの試合から復帰するはずでしたが、日曜の練習で顎と唇を負傷して手術したらしく、GKは引き続きクディチーニ。失点すると厳しくなるので、ここが最大のネックというところでした。
フェネルバフチェの枠内シュートほとんどなし
立ち上がりからチェルシーが攻める展開で、前半4分にランパードのFKにバラックが頭で合わせて早くもチェルシー先制。
フェネルバフチェはパスを繋ぎながらじっくり攻めてくるので、支配率はチェルシーとあまり変わらないのですが、最後のパスの精度が悪くシュートチャンスがなかなか作れない。得点の雰囲気がするのはチェルシーという流れで進むものの、フェネルバフチェのプレスも速くなかなか繋げず、追加点はなく前半終了。
後半に入って選手交替などしながら両ウイングを下げて4−1−4−1にし、守備を意識したフォーメーションにするチェルシー。残り10分ぐらいからフェネルバフチェが攻勢を強め、大きなピンチもありましたが、イラーリオがなんとか防いで最後にランパードが得点して終了。この試合でもミスが多いランパードでしたが、最後は決めてくれました。
uefa.comのスタッツではフェネルバフチェは枠内シュート1で枠外5。チェルシーは枠内シュート9で枠外3。最後のシュートやパスの精度の差が出た試合でした。
この試合、前半ではクディチーニが右太ももの負傷でイラーリオに交替してしまいましたが、クディチーニが肉離れなどだとすると、これからしばらくイラーリオでしょうか。このところセットプレイの守備に難のあるチェルシーですが、昨シーズンでツェフもクディチーニも長期離脱していたとき、イラーリオのセットプレイの守備はかなり危うかったので、さらに不安です。準決勝1stにツェフが間に合うのか。
2007年10月06日
[チャンピオンズリーグ:シュツットガルトvsFCバルセロナ]ロニーも復活
2007.10.2(Wed)Stuttgart 0 - 2 FC Barcelona
@Gottlieb-Daimler
0-1 Puyol 51'
0-2 Messi 66'
uefa.comの試合結果
JsportsのバルサTVでようやく試合が見れました。
このところ好調のバルサでしたが、この試合は不安も大きくなり始めました。
全般的にバルサが試合を支配していて、どうやって点を取るかシュツッットガルトのDFラインを前に手を変え品を変え突破を試みる。
なかなかゴールが取れないかったものの、結局CKからの流れでプジョルが先制、アンリの裏からの折り返しをメッシが決めて2点で勝利という、よくある展開。
しかし、バルサが押しているはずなのに、決定機はシュツットガルトの方が多く、ヒヤヒヤするシーン満載でした。
この試合ではマルケスが早々に負傷し、変わったプジョルも負傷で交替し、テュラムとアビダルがCBになるという有様で、それなりに守れてはいたものの、このままでは戦えない。またバルサBから選手を呼んでくるんだろうか。
2007年09月19日
[チャンピオンズリーグ・グループリーグ]チェルシーvsローゼンボリ
2007.9.18(Tue)Chelsea 1 - 1 Rosenborg
@Stamford Bridge
0-1 Koppinen 24'
1-1 Shevchenko 53'
格下のローゼンボリとの対戦、しかもホームゲーム。
ドログバとランパードがいなくても大丈夫だろうと思っていましたが、土曜日のブラックバーン戦に続いて引き分け。こんなに点が入らないとは。
圧倒的に攻めるも・・・
ローゼンボリは意外にも中盤のプレスから人数をかけて攻めてくるなどしていましたが、試合の大半はチェルシーが支配。
先制点こそローゼンボリで、これはFKからのワンチャンスをうまく決められてしまいましたが、まぁこういうこともあるという感じで、いずれは逆転しそうな流れではありました。
しかし、クロスを入れてもなかなか合わず、合ったと思ったら微妙に枠をハズれ、ミドルを打っても枠内に行かず・・・余裕がなくあせっているのか、精度を欠いたプレーが目立ちました。
それでもマルダのアーリークロスからシェフチェンコがようやくゴールを決め、さらに早い時間帯からプレミアの前節同様にテリーを前線に上げて攻勢を強めるもゴールは遠く、よもやの引き分け。ポストに2回弾かれ、運もありませんでした。
ローゼンボリの体を張った守備は光っていましたし、難しいシュートも多くはあったのですが、それにしても決定力が・・・。
やはりドログバがいないのは、なかなか打開できない局面で苦しくはあります。ただ、現状もそんなに悪いというワケではなく、微妙なズレや、精神的な余裕、チームの勢いというところが大きいので、勝ち出せば変わってくると思うのですが。
しかし、今週日曜のユナイテッド戦は心配だ。
2006年10月19日
チャンピオンズリーグ/チェルシーvsFCバルセロナ
チェルシー 1−0 FCバルセロナ@スタンフォード・ブリッジ
1-0:Drogba 45'
試合結果(as)
チャンピオンズリーグのチェルシーvsバルサ、3年連続となっていますが、ようやく生観戦することができました。
今回はレスタースクエアのチケットショップで買ったのですが、なんとチェルシーゴール裏!
バルサファンではありながら・・・ですが、バルサのソシオの販売締切り後にロンドン行きを決めたということもあり、わざわざバルサ側で見るのもなぁと思い、チェルシー側で今回は見たいという感じでして。
まぁ私はチェルシーのファンでもあるので、とりあえず今回はチェルシーを普通に応援してきました。応援しているチームに敢えて差をつけるなら、サンガ>バルサ>>チェルシーという感じなんですけどね。
試合はバルサが攻める時間が多く、スペースを埋めて耐えるチェルシー。
ファンも Com'on, boys! と叫んでいて、どうしたんだ、がんばれよ!って感じです。
直前のレディング戦でツェフが大怪我、交替したクディチーニも負傷ということで、今回は第3ゴールキーパーになり、どうかと思っていましたが、逆に結束したのか守りは堅く、バルサもこじあけることができず。
しかしそんな展開ではありましたが、決定機は逆にチェルシーの方が多かったかなと。得点はドログバが一人で決めてしまったようなものですが、他にもシェフチェンコの何故ハズしたのか分からないシュートなどあり、とにかくチェルシーらしく競り勝った感じでした。
バルサも今年のグループリーグの結果は今ひとつではありますが、次のカンプノウでは勝ってもらい、両チームとも軽くグループリーグを突破してもらいたい。
2006年05月19日
[バルサ/チャンピオンズリーグ決勝:アーセナル戦]その男の名はベレッチ
5月17日(水)FCバルセロナ 2−1 アーセナル
@スタッド・ド・フランス
0-1 Campbell 37'
1-1 Eto'o 76'
2-1 Belletti 81'
UEFA公式サイトの試合結果
ついにやりました、リーガに続きチャンピオンズリーグも優勝、ダブルです。
バルサはここ2年ぐらいは繁栄を極めている感もありますが、それでもチャンピオンズリーグ優勝までの道のりは長い。こんなことは、やはりなかなかないぞとパリへ行こうと思っていましたが、結局いつものようにスポーツバーで観戦でした。
決勝はドラマティック、ベレッチがやった!
開始早々のバルデスのファインセーブに始まり、お互いに後ろはしっかり固めつつも中盤では激しいプレスで奪い合ういいゲーム。しかしそんな流れを変えたのが前半18分、エトーが倒された後のゴールを取り消されレーマン一発レッドで退場、そして前半37分のセットプレイからのソル・キャンベルのゴール・・・人数少なく引いてカウンターのアーセナルを崩せず逆にピンチを招くバルサ、そこでまたバルデスがファインセーブ、アーセナルを崩せないまま時間がすぎ・・・このまま負けるんじゃないかと不安が募っていたところ、後半31分にエトーが決めて同点、その直後にはベレッチ!が決めて逆転、そして優勝!!
ベレッチはこのところ、ゴール前に顔を出すシーンが多く、得点を取りたいという気持ちが見え見えだったのですが、最後の最後についにやってくれました。ベレッチからラーションにボールを預け、ゴール前へ走りこんでラーションから戻してもらうという、サイドバックとは思えないような見事なゴール。ベレッチがやった!と思わず叫んでしまいました。
ベンフィカ戦、ミラン戦と、そして最近のリーガも、バルサはいまひとつな試合が多かったですが、最後はなんともドラマチックな優勝を決めてくれました。昨年のミランvsリバプールはもっとすごい展開でしたが、一発勝負で後がない決勝はその試合が全て。ホーム&アウェイで駆け引きのあるそれまでの試合とは全く別の面白さがあり、やっぱりスタジアムで見たいゾと改めて思いました。来年こそ!
とはいえ、バルサは・・・
勝ったからもうどうでもいいのですが、スタメンでデコ・ボメル・エジミウソンの3人というのを見て、このメンツでうまく行ったのを見た記憶がない、イニエスタをナゼ使わん?と思っていたらやっぱりボメルは消えるし、エジミウソンはイニエスタっぽくボールを持ち上がろうとするも当たられてボールを捌けないし、なんでライカールトがこのスタメンにしたのかが全く分からん。イニエスタは交替してからいいパスを連発してたし、あれでアーセナルの守備がほころび始めたと思う。
あと、ロナウジーニョがセンターにいたが、ボールを受けてもすぐに2人が寄ってきてパスも出せないし抜くこともできないという状態だった。これも普通にエトーが中央の方がええんちゃうの?と思ったが、よく分からん。ラーションが入った後は、ラーションがうまく前で繋いだおかげで2点が入っているし、逆転のゴールを決めたのはベレッチだし、交替で入った3人が大活躍だったな、と改めて思う次第です。
アーセナルは、やっぱりアンリはすごい。エトーがDFに1対1とかで引っ掛かったときに、アンリやったら抜けてるやろなぁ・・・と思ってしまいました。アンリは来シーズンはどこのチームに行くのだろうか。
とにかく、優勝した後の様子を見て、やっぱ優勝シーンはええなぁ、と。
トヨタカップは必ずバルサを優勝を目の前で見なければ。
2006年04月29日
[チャンピオンズ・リーグ/準決勝 2ndレグ]FCバルセロナvsACミラン
4月26日(水)FCバルセロナ 0−0 ACミラン
@カンプノウ
UEFA公式サイトの試合結果
せっかくの準決勝の大一番ですが、生放送では見れず。先ほどようやく見ました。もう日がたっているので、軽く書く程度に。
スコアレスでも好勝負
ライブで見ると、ずっと緊張しっぱなしだったろうなという試合。立ち上がりのカカのポストぎりぎりのシュートに始まり、エトーがジーダと1対1になること2回、そしてベレッチが決定機で空振り・・・バルサが優位に進めながらもミランも常に一撃で点を決めそうな雰囲気がずっと漂っていました。
コンディションは明らかにバルサの方がよく、絶好調のイニエスタをはじめ動きがキレていてボールへのアプローチも速い。ミランは苦しい守備陣で耐え忍びながら前線の3人に託して冷や汗モノのシーンも何度か見せていましたし、「それでも強豪クラブのミラン」といった試合ぶりでした。
最後の方はバルサはカウンター狙いになりましたが、全体を通して点を決めて勝つという意識が溢れた試合で、スコアレスとはいってもお互い縮こまらずに立ち合ってのレベルの高い攻防、やっぱりライブで見たかった。
バルサのこの後の日程
決勝は5/17(水)のパリ。弾丸でも行くつもりでしたが、仕事で行けそうにない・・・。
相手はナゼか堅守のアーセナルですが、このバルサが負けるとは思えない。スタジアムで見るのは、トヨタカップまでガマンだ。
あと、リーガの方は先週のセビージャ戦が豪雨のため延期になりましたが、UEFA杯でセビージャも決勝進出をしたので代替の日程が組めず、結局チャンピオンズリーグ決勝後の5/20(土)
ということで、この後バルサは、こんなふうにアウェイだらけの過密日程。
4/29:カディス戦
5/ 3:セルタ戦(Away) →リーガ優勝決定?
5/ 7:エスパニョール戦(Home)
5/14:ビルバオ戦(Away)
5/17:CL決勝=アーセナル戦
5/20:セビージャ戦(Away)
2006年04月19日
[チャンピオンズ・リーグ/準決勝 1stレグ]ACミランvsFCバルセロナ
4月18日(火)ACミラン 0−1 FCバルセロナ
@サン・シーロ
0-1 Giuly 57'
UEFA公式サイトの試合結果
スポーツバーで見たので、フォーメーションとか違うかもしれませんが、とりあえずアップしておきます。チャンピオンズリーグらしい好試合でした。
ミランの激しいプレス
試合開始からお互いにプレスをかけあっていましたが、特にミランのプレスは厳しく、立ち上がりはミランが優位な試合展開でした。しかし、バルサはカカーにはエジミウソン、シェフチェンコにはプジョル、ジラルディーノにはマルケス、ピルロにはイニエスタという感じできっちりマークし、相手の自由にはさせない。しかし、そんな中でもチャンスは作られ、15分のゴール前の混戦からのジラルディーノのシュートはポストに、すぐ後のシェフチェンコのヘッドはバルデスがセーブ。お互いに激しい攻防の中でバルサの時間帯もありましたが、ミランが決定機に決めきれないという展開で前半は終了。ミランもやはり強い、インザーギがいれば入っていたかも・・・とは思わせました。
ロナウジーニョ絶好調
後半になっても相譲らずの展開でしたが、前半はガットゥーゾにファウルで止められていたロナウジーニョが、クラックらしいプレーを連発。スピードに乗ったままガットゥーゾをまたぎフェイントでかわしたり、DFに囲まれながらも曲芸的なリフティングを続けて抜いたり。そして後半12分、ロナウジーニョがガットゥーゾをかわしてフワッと裏に出したパスをジュリがボレーで決めてついに先制。ジュリはキーパーに真っ直ぐブツけてしまうシュートが多いですが、このシュートは見事に決まりました。こんなシュートを、大舞台でジュリが決めてくれるとは!
この後、カウンターからロナウジーニョがコースを狙ったシュートは惜しくもポストに当たるなどありましたが、とくかくロナウジーニョの動きはよかった。リーグ戦を2試合欠場して休養した効果でしょうか、大試合で燃える性格のためでしょうか、ここぞという試合で本当にロナウジーニョはいいプレイを見せてくれます。
さすがに強かったミランですが、終盤はプレスもやや鈍り、バルサもパス回しに余裕ができ、1stLegはそのまま0−1でバルサが勝利。ミランが終盤に入れてきた選手は、マルディーニ、アンブロジーニ、カフーのベテラン勢。攻撃的な交替のできる選手がいないのも響きましたかね。
来週のカンプノウでは、引き分け以上で決勝進出が決定です。間にあるリーガのセビージャ戦は優勝が決まる可能性のある試合ではありますが、出場時間の長いイニエスタやエトーなども休養させて、2ndLegのミラン戦でよもやの敗戦などなくしっかり勝てるようにコンディションを整えてもらいたいところです。
2006年04月08日
[チャンピオンズ・リーグ/準々決勝 2ndレグ]FCバルセロナvsベンフィカ
4月5日(水)FCバルセロナ 2−0 ベンフィカ
@カンプ・ノウ
UEFA公式サイトの試合結果
好調な立ち上がり
1stレグは押しまくるも再三の決定機をハズしまくっていたバルサ、この試合も立ち上がり3分でいきなりペティートのハンドでPKゲットでチャンス。しかしロナウジーニョのPKは甘いコースに飛んだところをモレットがドンピシャの読みで防いで、またしても得点できず。
この試合も厳しいのかと思ったものの、前半19分にエトーがペナルティエリア深くまで持ち込んでの折り返しをロナウジーニョが決めて先制。この試合のエトーやラーションの動きはよく、イニエスタも中盤の底で攻守ともに効いているものの、ロナウジーニョへのボールのおさまりが今ひとつ。
得点の後もバルサが攻撃を仕掛けてベンフィカはカウンターを狙うという展開だが、試合は動かず前半終了。
胃が痛くなるような後半
後半、バルサもあまり無理はできず慎重に進め、ベンフィカも1点入れればアウェイゴールで有利になるため、まだ無理には攻めてこない・・・1点の重みを感じる緊張感のある展開が続く。
後半15分にはカウンターからミッコリのクロスがシモンに入るものの、バルデスの寄せもあってシュートが枠をハズすというピンチがあったが、それ以外は大きなピンチはない。しかし、セットプレイなどでいつ点が入るかも分からない、失点するなら早めでないと逆転のチャンスがなくなってしまう、いやそれよりも2点目を早く、しかしそのまま試合は続き、むかえた後半41分、ベンフィカのセットプレイでゴール前へ放りこんでくるかと思いきや、手前に転がしたボールをカラグニスがミドルシュート、バルデスがセーブしたボールは幸いにもオレゲールの前に転がりクリア、最悪のシーンはなんとか逃れた。
そしてその直後、エトーのDFへの寄せからボールを奪っての素早い攻めで、ようやく2点目を取って、あとは安堵のロスタイム。エトーはどう喜んでいいのか分からないような不思議な動きをしていました。
準決勝はミラン戦。
元ドリームチームのクーマン監督のベンフィカ、ライカールトの元所属チームでアルベルティーニの引退親善試合をやったばかりのミラン、バルサと縁のあるチームとの戦いが続きます。
とにかく次も強敵ですが、今度はすっきり点を決めてバルサらしい試合で勝ちたい。
2006年03月29日
[チャンピオンズ・リーグ/準々決勝 1stレグ]ベンフィカvsFCバルセロナ(BIKINIで観戦)
3月28日(火)ベンフィカ 0−0 FCバルセロナ
@エスタディオ・ダ・ルス
UEFA公式サイトの試合結果
バルセロナ滞在中にチャンピオンズリーグをどこで見るか。カンプノウの近くのバルにするかなとも思いましたが、結局BIKINIへ。
BIKINIは通常はクラブで、Number PLUS のバルサ特集にも載っていましたが、こういう大きな試合はパーティのようにやるということをペーニャ仲間に聞いたので。
イベントの日程などは、BIKINIのWEBサイトに載っています。クラシコもやるようです。
http://www.bikinibcn.com/
BIKINIの観戦イベントは・・・
入場料無料で中はシアター形式で椅子がたくさん並べられて、大きなスクリーンでバーコーナーの両サイドで試合を流していました。かなり人が入っています。あと、ラウンジの方でも大きなスクリーンで流していました。
客層は、先日行ったバルとは違ってやはり若い人ばかりで、イベントっぽくノリノリ。あまり真剣に見てない女の子もいたりしていますが。客がやたらと「フラビオ」とか叫んでいたのだが、それは何だろうか?
試合が始まって、なんか実況が妙だと思っていたら、それもそのはず、このクラブのスタッフがやってようです。なので、実況と言うよりは、試合見ながら盛り上げようとしている感じ。どうせ言葉は分からないので、これはこれで面白い。客からブーイングされたりもしてました。
モレットの珍プレー&好プレーで、打てども入らず・・・
で、試合内容ですが、これほどの決定機があって点が入らないというのは、そうそうないんじゃないか?という感じ。
いきなりベンフィカのGKのモレットがバックパスを手で処理してしまい、ペナルティエリア内での間接FK。このFKもこぼれ球も入りそうだったが入らず。さらにこの後、モレットはクリアミスしたり、ディフェンダーへのパスをゆるくファン・ボメルに出してしまったり、ポカを繰り返すのですが、シュートはしっかり止められてしまう。
イニエスタは攻守で効いているし、ロナウジーニョもエトーも動きがいいし、チャンスはたくさん作るのに、モレットに防がれ、ポストに当たり・・・。(イニエスタやファン・ボメルがシュートをハズすのは、いつものことではありますが)
後半にラーション→ジュリの交替では拍手が起こっていましたが、デコ→ガブリの交替ではみんなズッコケて笑ってました。「ガブリかよ!」みたいな感じ。
展開が展開なだけに、しかもデコとの交替なだけに、仕方ないでしょうね。私も「ここでガブリかよ!」と思いましたし。
モレットと同様に、バルデスの好セーブもあって、結局0−0のまま終了。終わったらみんな、速攻で帰っていきました。最後に出口で MUNDO DEPORTIVO のバルサ優勝記念DVDをもらい、ちょっと得した気分。もう持ってるものではあるのですが。2006年03月08日
[チャンピオンズ・リーグ/ベスト16 2ndレグ]FCバルセロナvsチェルシー

(スポーツバーで見ているので、最後のフォーメーションはあまりよく覚えていませんが、またバルサTVなどで見て違ったら差し替えます。)
3月7日(火)
FCバルセロナ 1−1 チェルシー
@カンプ・ノウ
1-0 Ronaldinho 77'
1-1 Lampard 92'(P.K.)
UEFA公式サイトの試合結果
1stレグで1−2と敗れているチェルシーは、最初から攻撃的に来るだろうと予想されていましたが、フォーメーションはこれまでにないようなもの。ランパードからのフィードをドログバに当てて2列目のスピードがある3人の誰でも仕掛けられる、両サイドに出してもいい、という意図なのでしょう。(TVのフォーメーション図とは違いジョー・コールは内側で幅広くプレイするかと思いましたが、実際にこの通りのフォーメーションでした。)
バルサの方は1stレグと全く同じ、ややディフェンシブなスタメン。前回との違いは、チェルシー対策としてのプレスが効いていてカウンターへの備えもしていることで、チェルシーは効果的なフィードを送れず前線の4人は消えている時間が多くなっていました。
バルサの方は、3トップとデコでチェルシーを崩そうとしますが、今回はデル・オルノという穴もなく、チェルシーの前線からの守備参加もいつも以上でなかなか決定機は作れない。さらに、なんとメッシが前半25分で負傷退場してしまう・・・。
しかし、まぁ、2点以上取られない限り負けることのないバルサとしては、チェルシーにチャンスを与えず試合をコントロールしているという状況で全く問題なし。逆に、チェルシーは思うようにいかず、なんとか手を打たなければという前半。
モウリーニョのことだから後半から当然誰か替えてくるだろうと思いきや、誰も交替なし。どうした、モウリーニョ?
そして後半になっても状況は変わらずチェルシーはチグハグなミスも増え、後半13分にいつものスタメンにするような交替をしてようやく得点を感じるシーンも出てきます。
試合が動いたのは後半22分、ロナウジーニョが囲まれながらも個人技だけでディフェンスにかわしそのままゴールし、ついに先制。テリーを吹き飛ばしてゴール前に抜けるロナウジーニョは、フィジカルにおいてもテクニックにおいても優れた最高のプレイヤーだというのを証明するようなゴールでした。
チェルシーは最後にフートをFWに入れるもやはり効果なく、試合終了間際に微妙な判定のPKでチェルシーが1点を返しましたが、それが入ったところでバルサは勝ち抜け間違いないという時間帯。特に文句を言うでもありません。
これまでのバルサvsチェルシーのようなスペクタクルな試合ではありませんでしたし、結果も引き分けではあるのですが、チェルシーに仕事をさせずにコントロールし続けたという点では圧勝と言っていいでしょう。(でもやっぱり、去年の2ndレグのようなお互いの良さが光る試合も見たかったのではあるけれど。)
モウリーニョはさすがに何も言えないだろうと思いましたが、「11対11ならば、まだバルサに負けたことはない」とか無駄なことを言っているようです。(確かに去年も今年もバルサが勝った試合はチェルシーに退場者が出てはいるが、この試合も実質的にチェルシーの負けですから。)
2005年12月09日
[バルサ/CL-GL6節:ウディネーゼ戦]まったりまったり
12月7日(水)ウディネーゼ 0−2 FCバルセロナ
@フリウリ
0-1 Esquerro 85'
0-2 Iniesta 90'
試合結果(UEFA公式)
もうグループリーグの1位突破を決めているバルサ、完全に消化試合でケガ人も多いため、かなり落としたメンバーでの戦いです。
対するウディネーゼは引き分けでもグループリーグ突破の状況。
引き分け狙いのウディネーゼは、バルサがボールを持っても全然プレスをかけず、引いて守るのみ。バルサも余裕をもってじっくり攻めるという感じで、ロナウジーニョやエトーもいなくてポジションチェンジも少なく、試合は膠着状態のままバルサのボール回しが続くような展開。ウディネーゼがボールを持っても、1トップのイアクィンタに当てるのみで、ほぼノーチャンス。
前半はそれでもジュリがバーに1回、ポストに1回当ててウディネーゼを冷やりとさせましたが、0−0のまま折り返し、後半になっても相変わらず。エスケーロもようやく出てきたのに全然目立たんなぁと思っていたら、後半40分、こぼれ球をエスケーロが決めてバルサ先制。負けてはいけないウディネーゼは、遅ればせながらようやく攻撃を始める、しかし逆に後半45分にエスケーロが裏へフリーで抜け出し、中央のイニエスタに送って楽々ゴールで0−2で試合終了。
ウディネーゼはイタリアらしいと言えるのかもしれないが、メンバー落としているバルサにあまりにも消極的なプレーで土壇場で失点して敗戦。もう少しまともに戦えばいいのに。
2005年11月05日
[バルサ/CL-GL4節:パナシナイコス戦]やりたい放題の圧勝
11月2日(水)FCバルセロナ 5−0 パナシナイコス
@カンプ・ノウ
1-0 Van Bommel 00'
2-0 Eto'o 13'
3-0 Messi 34'
4-0 Eto'o 39'
5-0 Eto'o 64'
asの試合結果
パナシナイコス戦、アウェイでの試合はあまり積極的な攻撃もなくスコアレスドローでしたが、この試合は圧倒的な力の差を見せつけて勝利。どこのチームもバルサとはやりたがらなくなるような試合ぶりで、リーガの前節ソシエダ戦に引き続き5−0の圧勝でした。
先制点はファン・ボメル、開始1分もたたないうちに!、パナシナイコスが一度もボールに触れないうちに!、DF裏へ抜け出してキーパーの頭上を越すループでゴール。
そして13分にはエトーがコーナー角にヘッドで2点目、34分にメッシが粘り強くボールを追って3点目、39分に相手が止めそこねて裏へ出たボールをメッシ→ロニー→エトーと横へ繋いでエトーがまたしてもコーナーへ見事なゴール。
さらに、後半にはエトーがキーパーを越える美しいシュートでハットトリック。この試合でのエトーは、これまで決定的チャンスで決められなかったのがウソのような、いいゴールを連発していました。やはり1対1のイージーなシュートよりは、ちょっと難しい方が決まるというクライファートタイプなのか?
序盤にミスから何度かパナシナイコスに与えてしまったピンチはいただけませんが、攻撃陣は圧倒的です。テクニックが高くゴールを狙える選手を何人もかかえているというのは、他クラブにはない強み。(ロニー以外は)前線から積極的にプレスに行っているので、マドリー的な攻撃への偏りとは異なるバランスの取れた構成になっているかと思います。5点取った後でも、まだ前線からガンガン行ってましたしね。基本的に、ボールをポゼッションしている限りはゴールは奪われないという伝統的な思考が根付いているというのもありますが。
ただ、カウンター対策と、セットプレイ対策は、もうちょっとやって欲しい。特にチェルシーやイタリアの強豪とやる場合に備えて。
テレビから聞こえてくる応援は、前半はパナシナイコスファンの声がやけに目だってましたが、3点、4点取ってからはバルサのフィエスタ。パナシナイコスファンは試合とは関係のない茶化す応援ぐらいしかできなくなり、差がありすぎて最後は沈黙。監督も呆然。2位争いを頑張ってください。
バルサは完全に勢いに乗ったように見えますが、強豪クラブと戦えばどうなるかまだ分からない。特に決定力のあるFWがいるチーム。
モッタやガブリもまだまだフィットしていないので、本当の厳しい戦いに向けてしっかり準備してもらいたい。
2005年09月29日
[チェルシー/CL:リバプール戦]チャンピオン対決はまたも・・・
9月28日(水)
リバプール 0−0 チェルシー
@アンフィールド
昨シーズンのチャンピオンズリーグ優勝のリバプールとプレミア優勝のチェルシーという、グループリーグ屈指の好カードですが、結果はまたもスコアレスドローでした。
昨シーズンの準決勝も実質的には1点も入ってないし、ディフェンスの強い2チームの対戦なので仕方ないかという気はしました。
今シーズンもチェルシーは前節のアストンヴィラ戦で初めて失点したぐらいだし、リバプールも失点は少ないですしね(というか、リバプールはスコアレスドローが多いが)。
この試合自体は、お互いに中盤での寄せが速くてスペースがなく、好守の切替も速いというプレミアらしい緊張感のある試合で面白かったのですが、なかなかボールが落ち着かずミスが多かった。
ギャラスのハンドは見逃されたし、チェルシーのカウンターに対するリバプールのDF陣の危うい対応も多かったりで、この試合がスコアレスで終わったのはちょっとしたアヤというところでしょうか。まぁ、ギリギリのところではしっかり守ったとも言えますが。
グループGはこの2チームで順当な気はしますが、この後はベティスがこの2チームに対してどのような戦いをできるか次第になりそうです。
リバプール 0−0 チェルシー
@アンフィールド
昨シーズンのチャンピオンズリーグ優勝のリバプールとプレミア優勝のチェルシーという、グループリーグ屈指の好カードですが、結果はまたもスコアレスドローでした。
昨シーズンの準決勝も実質的には1点も入ってないし、ディフェンスの強い2チームの対戦なので仕方ないかという気はしました。
今シーズンもチェルシーは前節のアストンヴィラ戦で初めて失点したぐらいだし、リバプールも失点は少ないですしね(というか、リバプールはスコアレスドローが多いが)。
この試合自体は、お互いに中盤での寄せが速くてスペースがなく、好守の切替も速いというプレミアらしい緊張感のある試合で面白かったのですが、なかなかボールが落ち着かずミスが多かった。
ギャラスのハンドは見逃されたし、チェルシーのカウンターに対するリバプールのDF陣の危うい対応も多かったりで、この試合がスコアレスで終わったのはちょっとしたアヤというところでしょうか。まぁ、ギリギリのところではしっかり守ったとも言えますが。
グループGはこの2チームで順当な気はしますが、この後はベティスがこの2チームに対してどのような戦いをできるか次第になりそうです。
2005年09月16日
[バルサ/CL:ブレーメン戦]快勝で幸先のよいスタート
9月14日(水)ブレーメン 0−2 FCバルセロナ
@ヴェーゼルシュタディオン
0-1 Deco 13'
0-2 Ronaldinho 76'(PK)
UEFA.comの試合結果
asの試合結果
いよいよチャンピオンズリーグ開幕、ブレーメンはクローゼが出場停止だそうで、ヘディングの脅威は若干減るかなというところ。平均身長が思いっきり違うので、どっちみちセットプレーはヤバイけど。
試合開始しからいきなりブレーメンのFWバルデスのチャンスがあり、これをバルサのGKバルデスがセーブ(名前がややこしいな)。この試合はこの後もバルデスはなかなかよいセーブを見せてました。
試合の序盤はブレーメンが様子見なのか、受けに回ってあまりプレスをかけないので、バルサがゲームを支配。
前半13分にはロナウジーニョとエトーがゴール前でキープして後ろに落としたボールをデコがミドルシュート、DFに当たってコースが変わりキーパー反応できずゴールというデコの得意技で先制点。昨シーズンからよくある形だが、これはむしろ、相手DFを利用したデコの必殺シュートと言った方がいいぐらいだろうな。
点を取られたブレーメンは徐々に前に出てきてプレスも強くなり、バルサがボールをゆっくり回すこともあって、ブレーメンが攻撃するシーンが増えてくる。後半開始からは、エジミウソンをCBに入れて高さ対策、バルサは守備を意識したフォーメーションでした。
後半にジュリに替えてメッシーが入り、リーガでは試合に出れないウサばらしのプレーを期待。その期待にこたえ?メッシーがペナルティエリア内でファウルをもらい、PKをロナウジーニョが決めて2点目。点を決めた後にメッシーとロニーが肩を組んでいましたが、本当に仲がよさそうだった。しかし、ロニーはいつも同じコースにPKを蹴っているな。ボールが速いので取れないのだろうが。
後半はブレーメンに攻められる時間帯も多かったですが、まずまず安定した守備でそのまま試合終了。メッシーはPKをもらった以外はあまり目立っていませんでしたが、まぁ展開的に仕方がないか。次は9月25日にカンプ・ノウでウディネーゼ戦、メッシーのゴールを期待したい。
他の試合について
リヨン 0−3 レアル・マドリー
リヨンはチェルシーのような規律の取れた守備で要注意。マドリーの失点はFKからが2点で、逆にベッカムやロベルト・カルロスの惜しいFKも何度もあったので、点差ほどはひどくなかった。とは言っても、ロビーニョ頼みのところが多いが。
ビジャレアル 0−0 マンチェスターU
リケルメ欠場のビジャレアルに対し、ユナイテッドが押している試合展開だったが、後半にルーニーが退場になってからはビジャレアル有利に。
パク・チソンが終盤に出てきたが、あまり効果的なプレーはできず。
