バルサンガ日記

FCバルセロナと京都サンガFCとチェルシーの観戦記です。
松井大輔(ディジョン)と朴智星(Mユナイテッド)も応援しています。

チェルシー

[プレミア第37節:リバプールvsチェルシー]気の抜けた内容で大敗

リバプールvsチェルシー(フォーメーション)2012.05.08(Tue)
Liverpool 4 - 1 Chelsea

@Anfield
1-0 Essien 19'(Own Goal)
2-0 Henderson 25'
3-0 Agger 28'
3-1 Ramires 50'
4-1 Shelvey 60'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

本気モードのFAカップ優勝から中2日、チャンピオンズ圏内4位の可能性はあるにしても難しい状況、やる気のなさを分かりやすく発揮してチェルシーは大敗。負けるにしても、もう少し格好は付けてもらいたかったところです。

スタメンはチャンピオンズリーグ決勝に出場できないテリー、イバノビッチ、ラミレスは使い、その他はFAカップ決勝には出場しなかった控えメンバーで構成。いかにもチャンピオンズ決勝に向けてのコンディション作りといった感じ。

試合は前半19分にドリブルでサイドから切れ込むスアレスを止め切れないでいると、テリーが普段見ないような軽い守備で簡単にかわされ、クロスかシュートかよく分からないボールをエッシェンがオウンゴールというグダグダな失点でスタート。そして次にテリーが足を滑らせている横をヘンダーソンに抜けられて、あっさり決められ2点目。さらにコーナーキックに対してターンブルが右往左往しているところをアッガーに決められて3点目。前半の最後にはイバノビッチがキャロルに肘を入れてペナルティとなるも、まだゴールのないダウニングがPKをハズすというお互いに締りのない内容で前半を終了。
後半の早い時間帯にセットプレイで1点を返すも、その後にターンブルがフィードミスをシェルヴィに決められて4−1、そのまま終了。

これほど集中力を欠いたテリーを見ることもありませんでしたが、久しぶりに出場したターンブルもヒドかった。ロメウはバルサのカンテラ出身のワリにパスセンスがなく、いつもと違う中盤は今一つ機能せずにトーレスにあまりボールも入らず、攻撃についても内容が悪い。
前半のトーレスのバー直撃のシュートや後半のルカクの決定機などもありましたが、リバプールにもそれ以上に決め切れなかったシュートはありましたし、妥当な得点差でしょう。
それほどリバプールもよくはないように思いましたが、それ以上にチェルシーがいけてない試合でした。

プレミア最終節のブラックバーン戦はピリッとした内容の試合をしてから、翌週のチャンピオンズ決勝に臨んでもらいたいところです。

[プレミア第35節:チェルシーvsQPR]6得点快勝で昇り調子、トーレスがハットトリック

チェルシーvsQPR(フォーメーション)2012.04.29(Sun)
Chelsea 6 - 1 QPR

@Stamford Bridge
1-0 Sturridge 1'
2-0 Terry 13'
3-0 Torres 19'
4-0 Torres 24'
5-0 Torres 64'
6-0 Malouda 79'
6-1 Cisse 84'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

チャンピオンズリーグでバルサを倒して決勝へ進んだチェルシー、非常にいい雰囲気でチーム状況が上がってきました。

DFについては火の車でボシングワはCBに使うような状況ですが、ローテーションを組める前線は好調。
残留争いの渦中にあるQPRが激しいプレスをかけてきて難しい試合になりそうな気はした立ち上がりでしたが、試合開始1分もしないうちに、シュートコースができて思い切りよく放たれたスタリッジのシュートが見事なコースに決まって早くも先制すると、前半13分にはコーナーキックをテリーがヘッドで決めて追加点。これでもう試合は決まったようなもの。

そしてカウンターからきれいに抜けだしたトーレスがキーパーをかわして3点目、ロングボールを相手がミスしたこぼれ球をトーレスがサクッと決めて4点目、さらにまたカウンターで5点目、これまで得点できなかったのがウソのようなハットトリックでした。
バルサ戦の得点もそうでしたが、やはりトレースはスペースがあっての攻撃が本来得意な形。チェルシーの原点回帰したディ・マッテオのカウンターサッカーがトーレスには合っているようです。
(いずれも勝っている状況でのダメ押し点というのは、やや気にはなりますが)

今シーズンは残すところ、あと5試合。
5/2(水) プレミア:ニューカッスル戦
5/5(土) FA杯決勝:リバプール戦
5/8(火) プレミア:リバプール戦
5/13(日) プレミア:ブラックバーン戦
5/19(土) CL決勝:バイエルン戦
プレミアの4位争いは拮抗していますし、その他に決勝が2試合。
ビラス・ボアスが解任になった頃には考えられなかった、充実したシーズン終盤になってきました。DFの負傷や出場停止などは問題ですが、トーレスが得点感覚を取り戻してくれていれば最良の結果も残せるハズ。
大きな期待を持って残りシーズンを楽しみたいです。

[プレミア第34節:アーセナルvsチェルシー]テンションの低い、谷間のロンドンダービー

アーセナルvsチェルシー(フォーメーション)2012.04.21(Sat)
Arsenal 0 - 0 Chelsea

@Emirates Stadium
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)
アーセナルが前節で勝ち点を落としており、混戦気味の3位争いの中のロンドンダービー。
チェルシーはチャンピオンズ圏内に順位を上げるためにもなんとか勝ちたい試合・・・かと思っていましたが、ここは明確に割り切ったようで、チャンピオンズリーグのバルサ戦から大幅にスタメンを変更。ドログバはベンチにさえ入れず。

試合はお互いに中盤でのプレスもゆるく、テンションの低い内容でスタート。そしてプレスの弱い中でもお互いにミスも多く、中盤でのボールロストから攻められるような締りのない展開が目立っていました。
とはいえ、流れから点が取れる雰囲気もあまりなく、得点が取れるとすればセットプレイぐらいかなという淡々とした試合内容でした。

ただ、アーセナルの方はそんな低いテンションでいる理由もないはずで、後半になり時間が進むに従ってようやく積極性を見せるようになり、終盤はアーセナルがほぼボールを持ってチェルシーが耐えてカウンターを狙うという展開に。
まぁ、もともとアーセナルのポゼッションとチェルシーのカウンターという展開に当然ながらなるような試合ではあったワケですが、それにしてもチェルシーはやる気なさげな感じでした。

チェルシーは引き分けで十分というような意思が見え、最後は時計を進めるようなところもありましたが、もうちょっと勝ちに行ってはもらいたかった。
トーレスのプレーも淡白で緩慢でしたし、こういうところで決めてくれれるようになれば、チームにもフィットしてくると思うのですが。

今日はこの後、クラシコがありますが、チャンピオンズの合間のクラシコもイマイチなことが多いので、同じような展開にならないかと不安になってしまいました。

[FAカップ準決勝:トッテナムvsチェルシー]見ごたえのある試合が大きなジャッジミスで一変

トッテナムvsチェルシー(フォーメーション)2012.4.15(Sun)
Tottenham 1 - 5 Chelsea

@Wembley Stadium
1-0 Drogba 43'
2-0 Mata 49'
2-1 Bale 56'
3-1 Ramires 77'
4-1 Lampard 81'
5-1 Malouda 90'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

プレミアでは今一つの内容の試合を続けている両チームですが、この試合はともにテンションが高く、攻守の切り替えが速くスピード感のある展開。ゴールへ向かう意識が高く、また守備ではボールへのプレスも速く、プレミアらしい非常に面白い試合となりました。
主審のひどいミスジャッジでゲームは変ってしまいましたが・・・。

見ごたえのある好ゲーム、ミスジャッジで流れが決まる
前半はアデバヨールの決定機をツェフが防ぐなどチャンスではスパーズの方が優勢でしたが、43分にロングフィードにドログバが相手DFを背負ってボールを受け、そのままターンして豪快なシュートを決めてチェルシーが先制。これぞドログバというスーパーなゴールで前半を折り返し、勝負強さを感じさせる一発でした。

そして問題となるシーンが後半の立ち上がり。
コーナーキックからのゴール前の混戦でのこぼれ球をマタがシュートしたところ、ゴール前で倒れている選手達に当たり、ゴールラインを割っていないのにゴールを認められてチェルシーの追加点に。副審からは見えていなかったので主審マーティン・アトキンソンのジャッジでしょうが、近くで見ていたのに、ひどいジャッジミスです。
チャンピオンズリーグとは異なりゴール裏のレフェリーはいないので、それがいれば正しくジャッジできたかもしれませんが、いずれにせよこういったゴチャついた状況を人の目で見ていれば判断ミスは起こり得るもの。ゴールラインテクノロジーの補助がないとなくならないでしょうね。

これで2点差になって楽になったかと思ったチェルシーでしたが、裏へ抜けたアデバヨールとツェフが交錯してこぼれたボールをベイルが決めて1点差に。
ただ、この得点を決められていなければおそらくアデバヨールを倒したツェフがファウルを取られて一発レッド&PKになっていたでしょうから、むしろゴールしてくれて助かったというところでした。
しかし、このときにダビド・ルイスが単独で倒れており、ハムストリングの故障で負傷退場。これは今後のシーズンを考えると痛い。

1点差となったことでまたスパーズの勢いも復活してきましたが、終盤は立て続けにゴールを決めて結果的にはチェルシーの大勝となりました。
後半32分、DFラインの乱れを突いて裏に入ったラミレスが追加点を決めてまた2点差に。
後半36分、FKを直接ランパードが決めて試合を決定づける3点差に。クディチーニは一瞬逆方向へ動いていたのですが、ブレ球だったのか、パーカーにわずかに当たったのか、コースが変わってたようです。
やる気をなくしたスパーズに対し、ロスタイムにはマタの裏へのパスをマルダが追加点を決めて4点差に。

最終的には大差となりましたが、実のところ、ベイルのゴールで同点にならずに1点差でチェルシーリードのままだったのは大きく、ゴールのジャッジミスが大きく影響した展開にはなりました。
この試合でチェルシーはチャンピオンズのバルサ戦に向けてかなりメンタル的にも上向きになったでしょう。過密日程やダビド・ルイスの負傷など苦しい要素もありますが、この集中力があればバルサを苦戦させることができるかもしれません。

Youtubeにあったハイライトを貼っておきます。

[チャンピオンズリーグ準々決勝:チェルシーvsベンフィカ]勝ったが褒められた内容ではない

c201204042012.04.04(Tue)
Chelsea 1 - 1 Benfica

@Stamford Bridge
1-0 Lampard 21'(P.K.)
1-1 Javi Garcia 85'
2-1 Raul Meireles 90+2'
試合結果(UEFA)

1stレグは慎重な内容で0-1のアウェイゴール勝利となり、有利な状況で迎えたホームでのベンフィカ戦。しっかり勝ってチーム状態もアップしておきたいところです。

この日のレフェリーがカードを連発することもあってバタバタした内容となり、前半21分には相手の不用意なファウルからもらったPKでチェルシーが先制。さらに前半40分にマキシ・ペレイラが退場となって数的有利に。余裕のある展開となりましたが、これがよくなかった。
チェルシーは攻守ともに集中力を欠くようなプレーが多く安定せず、守備では何度もチャンスを作られてテリーがゴールライン上でクリアしたり、ツェフが好セーブで辛うじて防いだり、知ってしてもおかしくない状況に。逆に攻撃でもチャンスをたくさん作ってはいましたが、微妙にボールが枠に飛ばないなど決め切れず。トーレスも相変わらず。
そして後半40分にCKをフリーでハビ・ガルシアに決められて同点に。あと1点取られると敗退するという危険な状態で数的不利な相手にさらに押し込まれ、ヒヤヒヤものでした。
そしてロスタイム、FKのクリアボールを持ったラウル・メイレレスが裏へ抜け、豪快なミドルを一発決めてなんとか勝利。

準決勝はバルサ戦、以前のような守備の堅さがありませんから、まず歯が立たないでしょう。
可能性としては、セットプレイからの得点で対抗するぐらいでしょうか。

[プレミア第31節:アストンヴィラvsチェルシー]6ヶ月以上ぶり、プレミアでのトーレスゴール

アストンヴィラvsチェルシー(フォーメーション)2012.3.31(Sat)
Aston Villa 2 - 4 Chelsea

@Villa Park
0-1 Sturridge 9'
0-2 Ivanovic 51'
1-2 Collins 77'
2-2 Lichaj 80'
2-3 Ivanovic 83'
2-4 Torres 90'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

チャンピオンズ圏内の4位争いの直接対決のスパーズ戦を前節で引き分けてしまい、勝ち点差5のままでかなり苦しくなったチェルシー。プレミアは後はなんとか勝ち続けて、調子の上がらないスパーズがそのまま下降してくれるのを待つしかありません。
今節の対戦相手のヴィラも目下15位で不調、アウェイとはいえ確実に勝っておきたいところでした。

チェルシーは監督交代からカウンター寄りの従来の戦い方に近くなり、守備も比較的マシになって、攻撃も点を取りやすい形になっていますが、このヴィラ戦も同様の戦い方に。
ヴィラはホームとあってアグレッシブに来てはいましたがチャンスはあまり作れず、逆にカウンターからチェルシーが得点チャンスを作るというのが全体的な流れ。前半9分にトーレスのシュートのこぼれ球をスタリッジが押し込んで先制し、後半立ち上がりにはセットプレイからイバノビッチが決めて2点差。相変わらずトーレスが得点を決め切れず、得点力のあるイバノビッチが決めてくれるという微妙な内容ながらほぼ勝ちを確信していました。
しかしここから思わぬ展開に。後半32分にロングスローを直接コリンズにヘッドで合わされて1点差とされると、その3分後にはイバノビッチの寄せ甘く入れられたクロスをアシュリー・コールがスルーしたところを逆から詰めていたリーハイに決められて同点に。守りに入ると凌ぎきれないという今シーズンの悪い面が出てしまい、このまま引き分け以下であればさらにチャンピオンズ圏内は絶望という状況でした。

AVBならこのまま引き分け以下だったのではないかと思うのですが、ここから巻きなおすことができたのがメンタル面で向上している最近のチェルシーだからでしょうか。セットプレイからまたもや2点目と同様にイバノビッチが決めて再度勝ち越すと、ついに、ついに、カウンターからトーレスがダメ押しのゴールを決めて勝利。
なんとプレミアでは9月24日のスウォンジー戦で決めて以来ということで、選手達の喜びも半端なかったですね。トーレスがどうやって以前にゴールを決めていたのかも忘れかけていましたが、やはり昔のアトレチコのようなカウンター系のスタイルの方が合っているのではないでしょうか。
ドログバのような強さはないので、単純なロングボールでは難しいと思いますが、今のスタイルで得点感覚を取り戻してくれれば復活もありえるかもしれません。

アーセナルがなぜか負けており、アーセナルとの勝ち点差も5になりましたし、チャンピオンズ圏内の争いもまだちょっと楽しめそうです。

[プレミア第27節:WBAvsチェルシー]ビラス=ボアス体制はもはや末期的状況

c201203032012.3.3(Sat)
West Bromwich Albion 1 - 0 Chelsea

@The Hawthorns
1-0 McAuley 82'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

前節のボルトン戦での勝利で持ち直すかと期待したビラス=ボアスですが、このウエストブロム戦は酷かった。

攻撃の形は作れず、個のパフォーマンスも低調
ウエストブロムが調子がいいというのはありますが、相手にポゼッションされる展開で試合を通じて劣勢。試合は終盤までどちらも得点なく推移し、チェルシーにも前半40分にドログバからスタリッジへの絶妙なパスでの決定機などチャンスもありましたが、結局のところセットプレイを連続して与えていた後半37分についに失点。最後のFKではツェフも攻撃に参加するような、後がないといった姿勢で点を取ろうとしてはいましたが、そのまま得点できず敗戦です。

特に問題なのはボールを持ってもビルドアップができず、後方から前線につないでボールを運べなくなっていた点。
DFラインでのパス回しから出しどころがなく、仕方なくロングボールを入れたり、DFがドリブルして上がるという攻撃が多く、ビラス=ボアスがやろうとしていたポゼッションサッカーさえできなくなっていました。
それでも個の力でチャンスを作るシーンもありはしたのですが、シュートがなかなか枠へ飛ばない。スタリッジ、マタ、ランパード、いずれもチャンスを活かすことができませんでした。さらにドログバにはほとんどボールが収まらず。終盤は攻撃的な選手を前線に並べるような無理やりな構成で逆効果でしたし、監督の采配も酷すぎました。
4位争いの相手となっているアーセナルはファン・ペルシーが好調でスパーズとリバプールに連勝と乗ってきていますし、このままだとチェルシーはズルズルと圏外へいなくなってしまいそうな内容です。
ビラス=ボアスは少なくとも今シーズンは我慢して使い続けた方がいいと思っていましたが、このような試合をしていると監督交代も仕方なしとなりそう。なんとか活路を見つけて好調の波に乗ってもらいたいのですが・・・。

[プレミア第26節:チェルシーvsボルトン]久々の3得点勝利でひと息つけるか

チェルシーvsボルトン(フォーメーション)2012.2.25(Sat)
Chelsea 3 - 0 Bolton

@Stamford Bridge
1-0 Luiz 48'
2-0 Drogba 61'
3-0 Lampard 79'
試合結果(Chealsea公式)※リンクなし?
試合結果(SkySports)

日本では宮市がイバノビッチとボシングワを抜いて置き去りにするシーンだけがクローズアップされそうなこの試合ですが、実のところボルトンはまったくこの試合はダメで、宮市もずっと守備に回っていたぐらい。
チェルシーとしては楽な終始攻勢の楽な展開で3得点の快勝となり、直前のチャンピオンズのナポリ戦での敗戦や、FAカップでのバーミンガムとの引き分け再試合、それらを含めて5戦勝ちなしという切羽詰まった状況からひと息つける試合となりました。

根本的に変ってはいないので今後も苦しいとは思いますが、この勝利でメンタル的にも回復して調子を上向きにしてもらいたいところ。3月後半からシティ、スパーズ、ヴィラとの対戦が続くので、それまでに上昇気流に乗っておかなければ。

[プレミア第25節:エバートンvsチェルシー]得点力なく5位に後退

2012.2.11(Sat)
Everton 2 - 0 Chelsea

@Goodison Park
1-0 Pienaar 5'
2-0 Stracqualursi 71'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

前節のユナイテッドではPK2つを含む3失点はしたものの、比較的失点は少なくなっていたチェルシーですが、このエバートン戦では早い時間帯で失点したこともあってか、前節のイヤなイメージを引きずっているのか、元の不安定な守備に戻って2失点。
攻撃はトーレス含めて得点力なく、チャンスも少なく完敗でした。

バタバタと失点し、得点力は相変わらず
試合は開始5分に自陣でのボシングワのスローインが相手にかかり、イーブンなボールのこぼれ球にピーナールが抜け出して早くも失点。スローインの失敗からの失点とは最悪で、ピーナールに対応できなかったボシングワもイバノビッチもよくなかった。
攻撃では、パスの出し先を探しながらの遅い攻めでゴール前へのなかなか進めず。結局、可能性のあるのはマタとスタリッジの個での突破からの攻撃か、セットプレイぐらいで、ボアスのスタイルとは関係のなさそうなところのみ。
後半36分には中盤でのルーズボールの奪い合いからのショートカウンターでストラクガルーシに決められて追加点を取られ、そのまま終了。
アシュリー・コールも負傷退場し、踏んだり蹴ったりです。

4位争いグループでは、アーセナルは勝ったものの、リバプールはユナイテッドに負け、ニューカッスルはスパーズに負けたのでチェルシーは順位を一つ落として5位に。上位3チームとの差はますます開いてきました。
もう取りあえず、アフリカ・ネイションズカップからドログバが帰ってくることぐらいしか期待することはありません。こんなんではチャンピオンズも勝てないでしょうし、なんとかプレミア4位に。

[プレミア第24節:チェルシーvsユナイテッド]ラッキーな3点リードを守れず

チェルシーvsユナイテッド(フォーメーション)2012.2.5(Sun)
Chelsea 3 - 3 Man Utd

@Stamford Bridge
1-0 Evans '35(Own Goal)
2-0 Mata 46'
3-0 Luiz 50'
3-1 Rooney 58'(P.K.)
3-2 Rooney 69'(P.K.)
3-3 Hernandez 84'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

故障でテリーとランパードを欠き、出場停止でアシュリー・コールを欠き、さらにアフリカネイションズカップでドログバとカルーを欠く、図らずも世代交代を進めているかのような状態になったこの日のチェルシーのスタメン。ただ、中心選手がいないだけなので控えはアテにならず、どう考えても苦戦は免れないところでした。

ラッキーな3得点も、アンラッキーなPKで勝ちに結び付けられず
スタメンもフォーメーションもいじってきたチェルシーはいつも以上に連携が悪く、なかなかゴール前へボールを運ぶこともできず。いつ失点するかというような内容で、ケーヒルがウェルベックを倒したシーンはPKかと思いましたが、角度を変えたリプレイでは先にボールを触っていてキワどくセーフ。それにしても前半は妙にハワード・ウェブが流していたので、そういった基準なのだなという試合の進行でした。
劣勢な流れでしたが、前半35分にゴールポスト近くまで切り込んだスタリッジから中央へ入れたボールがデヘアとエヴァンスに当たってオウンゴールに。これはラッキーでもありましたが、スタリッジのプレイが良かったというべきでしょう。

そして後半に入るとトーレスからのクロスをマタがダイレクトボレーで追加点、さらに後半5分にはCKをルイスがヘッドで合わせたところでリオに当たってゴールとなり3点目。チャンスはユナイテッドの方が多かったものの、うまく点が取れて大きなリードとなりました。
しかし、これがセーフティリードにならなかったのが今のチェルシー。後半13分にはスタリッジが軽率なプレーでエブラを倒してPKに。これをルーニーが決めてまず1点。
そして、後半24分にはイバノビッチ足にウェルベックが引っ掛かってまたもやPK判定。イバノビッチは引っ掛からないように足を止めていましたが、これでPKとは。ハワード・ウェブは前半とは全く違う基準で、なんとも一貫性がありません。そしてこれをルーニーが決めて1点差に。
それでもまだ1点リードなので守ってくれと思っていましたが、後半39分にギグスのクロスをチチャリートがフリーで決めてついに同点。
その後はどちらにも追加点のチャンスはありましたが点は入らず、それにしてもバタバタした展開の試合になりました。

せっかく3位グループから抜けだして直接対決で上位との差を詰められるチャンスでしたが、これで3戦連続引き分け。
これまでなかなか点を取れませんでしたが、点を取ったら取ったでその分、失点しているようでは上へ行けそうにない。とりあえず他のチームも取りこぼして団子状態がキープされるのを期待しておくしかありません。


[プレミア第22節:ノリッチvsチェルシー]スコラーリ末期のような・・・

ノリッチvsチェルシー(フォーメーション)年明けから連勝しているとはいっても辛勝でしたから、このスコアレスドローはもっともな結果です。
とはいえ、ここまでクリーンシートが一つもないノリッチ相手に得点が取れないというのは・・・。

スコラーリの末期のように、得点の香りなし
ビラス・ボアスのチェルシーの攻撃はポゼッションでじっくり攻めるスタイル。攻撃にスピード感がなく、カウンターできそうでも無理せずいったんボールを戻して落ちつかせ、結局、このノリッチのように守備ブロックを固めてくる相手を崩すのに四苦八苦・・・そう、チェルシーでのこのパターンはスコラーリが攻撃サッカーを標榜して繋ぐスタイルで結果を出せなかったのと同じです。

バルサ的なスタイルとも言えるのですが、バルサのようなポゼッションのクオリティはなく、メッシのような個での打開もできない。この形で得点力を上げるというのは至難の業でしょう。
加えて、守備はマークが甘くてボールにも詰め切れていない。簡単にシュートを打たせてしまうことも多く、ノリッチ戦でも相手は数少ないチャンスでも得点に結びつきそうで怖いものがありました。

ビラス・ボアスはモウリーニョのアシスタントをしていたというのに、モウリーニョとは真逆の勝負弱いサッカーになってしまっています。
このままだとチャンピオンズ圏内の4位も難しくなりそうですし、チェルシーの選手にあった現実路線に方向転換してもらいたいところです。

[プレミア第21節:チェルシーvsサンダーランド]悪いながらも連勝

チェルシーvsサンダーランド(フォーメーション)2012.1.14(Sat)
Chelsea 1 - 0 Sunderland

@Stamford Bridge
1-0 Lampard 13'
試合結果(Chealsea公式)試合結果(SkySports)

年明けから下位相手でなんとか連勝。際どい勝利ですが、今は勝って自信を付けることも大事です。

ラッキーな1得点を守って勝利
この試合の唯一の得点は、ボシングワのクロスに対してトーレスがダイレクトボレーで撃ったシュートがバーに当たって跳ね返ったところ、たまたまいたランパードにボールが当たってゴールというもの。
トーレスのシュートが決まっていればきれいな得点でしたが、微妙に入らないのがチェルシーのトーレスというところでしょうか。

1点差でヒヤヒヤものの勝利でしたが、まぁ、勝ってよかったな、と。
しかし、この得点力のなさはなんとかしなければ。

[プレミア第20節:ウルブスvsチェルシー]辛うじて勝利

ウルブズvsチェルシー(フォーメーション)2012.1.2(Sat)
Wolves 1 - 2 Chelsea

@Molineux Stadium
0-1 Ramires 54'
1-1 Ward 84'
1-2 Lampard 88'
試合結果(Chealsea公式)試合結果(SkySports)

とにかく勝たなければいけない試合でしたが、引き分けでもおかしくなかった内容でした。
ともかく、勝てたことは良かったというところです。

相変わらずの内容だが、結果的には勝利
チェルシーは前線の人数が少ない所にアバウトなクロスを入れるなど、工夫もなく得点できそうな雰囲気のない攻撃。なぜか3トップの右に入ったラミレスも、全く機能せず。
前半はスコアレスで折り返し、後半9分にコーナーキックのこぼれ球をラミレスが決めるというラッキーな形で先制したものの、後半39分にキーパーがハーフウェイラインからルーズに放り込んだボールに対して詰めが甘く、ごちゃついたところを決められて同点に。
これでまたもや引き分けかと思ったところ、最後にトーレスのスルーパスで深い位置からコールが入れたクロスをランパードが決めて勝ち越し。
しかしこれで簡単には終わらず、終了間際に危うく同点となるシュートを打たれながらツェフが好セーブで弾いてなんとか勝利でした。

攻撃は停滞して形ができず、守備はマークが甘くてピンチになりやすい。
どんな相手でも楽には勝てそうになく、苦しい試合が続きそうです・・・。

[プレミア第19節:チェルシーvsアストンヴィラ]メンタル面で大きくダウン

チェルシーvsアストンヴィラ(フォーメーション)2011.12.31(Sat)
Chelsea 1 - 3 Aston Villa

@Stamford Bridge
1-0 Drogba 23'(P.K.)
1-1 Ireland 28'
1-2 Petrov 82'
1-3 Bent 85'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

3戦連続引き分けとなるも上位チームも今一つ勝ち点を伸ばせず、ギリギリ延命という状況のチェルシーでしたが、ホームでヴィラを攻め切れずに逆転負け。ミスも多く、メンタル面でかなり落ち込んでいるような内容でした。

ポゼッションするも、工夫のない攻撃で停滞
引いて守るヴィラに対してチェルシーが終始ポゼッションしている内容でしたが、前線ではスタリッジの動きにはキレがなく、ドログバとスタリッジも中央で重なるシーンも多い。中盤の選手は前線に出る動きが少なく、全体的に攻撃に工夫がなくて中盤でパスを回して攻めあぐねたあげくに単調なボールを放り込んでは跳ね返されるという有様。特にメイレレスは大きくハズしたミドルシュートやパスミスなど多く、ガッカリするようなプレーが目立ちました。唯一、攻撃にアクセントをつけていたのはマタの動きでしたが、周りの動き出しがあまりなくチャンスにまでつながらない。
先制点はドログバが自ら得たPKで(止められそうでしたが)得たものの、そのすぐ後にはエリア付近でのメイレレスとパウロ・フェレイラがアイルランドとエヌゾグビアに簡単に破られて決められて同点に。
後半はトーレスが入った直後のミドルでバーを叩いたり、ランパードが積極的にゴール前に入ろうとするなど可能性は見られましたが、やはり動きに連動性は乏しくどちらも点が入りそうにない雰囲気。そして終盤、ファウルを流されたところで生まれたスキからフリーになったペトロフに逆転ゴールを決められ、最後にはランパードがDFラインでの中途半端な横パスをカットされてダメ押しとなる失点を献上しての敗戦です。

バレンシアやシティとの試合ではモチベーション高く勝つことができましたが、その後のウィガン戦から始まる引き分け続きですっかり自信をなくしてしまった様子です。首位のユナイテッドもブラックバーンに負けていたりしていますが、チェルシーもこの状況を抜け出せそうにありませんし、差を詰めるのは厳しそうです。
まずは選手にやる気を出させるところからでしょうけど、ビラス・ボアスの経験では難しいのではないか、と。チャンピオンズでは自然とモチベーションが高まるハズなので、そこに期待でしょうか。

[プレミア第18節:チェルシーvsフラム]3戦連続1−1ドロー

チェルシーvsフラム(フォーメーション)2011.12.26(Mon)
Chelsea 1 - 1 Fulham

@Stamford Bridge
1-0 Mata 47'
1-1 Dempsey 56'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

ウィガン、スパーズに続けて引き分けとなり、試合前のインタビューでビラス・ボアスは、このフラム戦と次のヴィラ戦で勝ち点6を取ればまだ優勝争いに残れるとコメントしていましたが、結局、3試合連続の1−1での引き分けとなってしまいました。

なかなか得点も決まらず、弱気なチェルシー
この試合ではチェルシーは久々にトーレスとランパードをスタメンに持ってきて、2人とも悪くはないのですが、どうにも得点までは至らない。
特にトーレスは前半の2回のビッグチャンスにも絡んでいました。1回目はマタのクロスをトーレスが絶妙のボディバランスでトラップしてシュートを打ったもので、キーパーの正面に行ってしまって決まらず。2回目はトーレスが前線でプレスをかけて自らDFから奪ったボールをスタリッジに渡したものの、枠に飛ばしてくれず。このところチェルシーは得点が取れているワケでもなく、決め切れないのはいつものことではあるのですが、今回はトーレスの運のなさが問題な気がしてしまいました。
イヤな流れではあったものの、後半の早々にトーレスがDFを背負いながらもボールを収めて出したパスをマタが決めて、ようやくチェルシーが先制。トーレスに憑いた悪いものも追い払ったかなと思ったものの、このところクリーンシートがなく自信なさげなチェルシーは追加点を奪いに行かず引いてしまい、フラムのパス回しに後手後手に回る形となって振り回され、アシュリー・コールをかわしたルイスのクロスにデンプシーが合わせて同点に。
まだまだ得点して勝てる時間はある・・・はずでしたし、フラムもそれほど積極的には来なくなったので、終盤は特にチェルシーが一方的に攻める展開となったものの、シュートはキーパーの正面か枠をハズれるかのどちらか。
相手キーパーのストックデイルが当たっていたという面もあるにはあるのですが、それにしてもチェルシーは余裕のないシュートが多かった。そのままタイムアップでドローとなりました。

2試合続けて勝つと言いながら、いきなり引き分けになってしまったので、ビラス・ボアスのコメントも優勝は難しいという内容になってしまったようです。首位のシティも引き分けたので差は開きませんし、コツコツ勝ち続けて上位が取りこぼすのを待つしかないのは変わりません。とにかく、ビラス・ボアスは長く監督をやってもらいたいので、クビにならないようには頑張ってもらいたいです。

[プレミア第17節:スパーズvsチェルシー]劣勢でもチャンス多し、しかし決め切れず

スパーズvsチェルシー(フォーメーション)2011.12.22(Thu)
Tottenham 1 - 1 Chelsea

@White Hart Lane
1-0 Adebayor 8'
1-1 Sturridge 23'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

前節のウィガン戦で引き分けとなり、メンタル面で弱さを見せたチェルシー。今節はひとつ上の順位にいるスパーズとのロンドンダービーで、絶対に勝ちたい試合でしたが、アウェイらしい受けの姿勢で引き分けとなりました。

前節に引き続きテンション低し、決定力もなし
試合は序盤から中盤を支配され、スパーズペースでの試合。
特にベイルに手を焼き、ダイナミックなドリブルを止め切れずに前半8分にはベイルのサイド突破からのクロスにアデバヨールが合わせて先制されてしまう。
つなげないチェルシーは中盤省略の攻撃でボールをすぐに相手に渡してしまうことが多かったものの、前半23分にはアシュリー・コールからの高速クロスにスタリッジが合わせて同点に。この得点はアシュリーが直前にハンドしていたりしましたが、ハワード・ウェブが見逃してくれました。
チェルシーはこれ以外にも、マタのミドルのこぼれ球をスタリッジが詰めながらもふかしてしまったり、ドログバのポスト直撃のシュート、裏へきれいに抜けたラミレスのシュートなど、攻撃時間は短いながらも決定機は多く、うまく決めていれば何点か取れていたところでしたが、これが勝負強さのない今シーズンの象徴でしょうか。

無敗で首位だったシティに勝って勢いをつけたいところでしたが、2戦連続引き分けでまた差が開いてしまいました。
今シーズンはチャンピオンズ圏内死守が目標ですかね。

[プレミア第16節:ウィガンvsチェルシー]モチベーション低く、下位相手に痛い痛い引き分け

ウィガンvsチェルシー(フォーメーション)2011.12.17(Sat)
Wigan 1 - 1 Chelsea

@DW Stadium
0-1 Sturfidge 59'
1-1 Gomez 88'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

好調ニューカッスルにアウェイで勝ち、負ければグループリーグ敗退のチャンピオンズ最終節でバレンシアに勝ち、首位のシティにホームで勝ち、難しい試合を3連勝で乗り越えてきてようやく調子に乗ってきたチェルシーですが、今節は相性のいい下位のウィガンに引き分け。ようやく上位の背中が見えてきたというのに、この引き分けは痛い、やはり今シーズンのプレミアは無理かと早くも諦めたくなるような試合でした。

ビッグマッチを戦った後の集中力の低下なのか、ユルいピッチでやりにくいのか、ホームのウィガンの積極性に押されているような内容。
全体的にチャンスは少ない低調な試合でしたが、そんな中でも後半14分にアシュリー・コールからのアーリークロスをスタリッジがきっちりトラップしてサクっとゴール。ただ、交錯したプレーなどでテリーやツェフが負傷かと思うようなシーンもあり、どうもイヤな雰囲気。これまでのチェルシーなら、それでも1点できっちり逃げ切る勝負強さを持っているところでしたが、終了間際に中盤からDFライン裏へのフィードを出されての速攻でバタバタし、ツェフがハジき切れずにこぼれ球を決められてしまって同点。
残り時間でなんとか1点取るような気迫も集中力もないようで、そのまま終了。

モチベーションを上げるためのビラス・ボアスのマネージメントが悪いのか、せっかく連勝して勢いに乗れるムードのときに、すべてを台無しにするかのような試合となってしまいました。
ランパードはフル出場したものの目立ったプレーもなく、TVカメラは出場機会のなかったトーレスに興味があるようで、選手起用についても問題多し。年内は残り3試合、スパーズ戦、フルハム戦、ヴィラ戦。どういった状況で年を越すか、ビラス・ボアスは正念場です。

[プレミア第10節:チェルシーvsアーセナル]ユルユルの守備で5失点

チェルシーvsアーセナル(フォーメーション)2011.10.29(Sat)
Chelsea 5 - 3 Arsenal

@Stamford Bridge
1-0 Lampard 14'
1-1 van Persie 36',85,90
2-1 Terry 45'
2-2 Andre Santos 49'
2-3 Walcott 55'
3-3 Mata 80'
3-4 van Persie 85'
3-5 van Persie 90+1'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

前節のQPR戦ではクリス・フォイの不公平なジャッジから崩れて惜敗、ミッドウィークのカーリングカップでも延長戦で辛うじての勝利、どうも調子が上がらない中で迎えたアーセナル戦。ファン・ペルシーが復帰して復調傾向なのがちょっと気になりましたが、今のアーセナルなら勝てるだろうとは思っていました。

立ち上がりからアーセナルの両サイドの裏をついた攻撃から何度も抜け出し、チャンスの連続。これはスカウティングの賜物ではないかと思いますが、アーセナルの守備はユルかった。ここで点をもっと決められなかったのが後々に尾をひきました。
チェルシー優勢の試合展開の中、前半はマタからのクロスをランパードが決めてまず先制、その後、イバノビッチとテリーの間をジェルビーニョに抜けられてファン・ペルシーが同点、そしてセットプレイからテリーが決めて追加点。

後半の立ち上がりにアーセナルに立て続けにチャンスを作られると、サントスに決められて同点。
チェルシーはボアス監督のもとで攻撃的になったとはいえ、守備陣については昨シーズンまでと大きく変わっていることはなく、失点のシーンも人は足りているのですが、えらく甘い守備になっています。
そして後半10分、密集の中で倒れながらすぐ起き上がってドリブルを続けたウォルコットに決められて逆転。

ビハインドの後はよりリスクをかけるようになったチェルシーはDFラインも高く、得点より失点しそうな流れでしたが、マタが突然すごいミドル。
ここから息を吹き返す勢いだったが、マルダの不正確なバックパスにテリーが転倒してしまい、ファン・ペルシーがそれを拾って楽々ゴール。そして最後はロスタイムにカウンターを食らってファン・ペルシーのハットトリック、散々な結果です。

[プレミア第9節:QPRvsチェルシー]クリス・フォイの不公平ジャッジで惜敗

QPRvsチェルシー(フォーメーション)2011.10.23(Sun)
QPR 1 - 0 Chelsea

@Loftus Road Stadium
1-0 Helguson 10'
試合結果(Chealsea公式)

試合結果(SkySports)


調子を上げてきているチェルシーにとってQPRは過密日程の中の息継ぎだろう、などと軽い気持ちで見ていたら、とんでもない試合になってしまいました。
主審のクリス・フォイはチェルシーに何か恨みでもあるのか・・・。

今ひとつ気持ちが入っていないような立ち上がりでしたが、まぁいずれ得点は入るだろうと思いつつ見ていたら前半10分に自陣エリア内でルイスが後ろからヘルグソンにちょっとブツかると、PKちょうだい的な倒れ方をしたヘルグソンがペナルティゲット。こんなん取るか?というようなプレーで早くも失点しましたが、まぁこれだけだとこんなこともあるかなという程度で、難しくなるかもしれないがまだ時間はたっぷりあるので大丈夫だろうというところ。

しかし、前半33分にはカウンターで裏へ抜けようとしたショーン・ライト・フィリップスをボシングワがユニフォームを引っ張って止めて一発レッド。これも競り合いの中でユニフォームを引っ張っているという程度で、一発レッドはひどすぎる。明らかなファウルでの決定機阻止でもありませんでしたし。

さらに、今度は前半41分にこぼれ球の奪い合いで両足タックルに行ったドログバにも一発レッド。まぁ、これは危険なプレーなので仕方ないか・・・。
これで9人になってしまったチェルシーでしたが、さらに悪いことは続き、前半終了間際にはマタが負傷してアネルカに交代、なんと前半のうちに3トップが全員交代してしまうという異常事態。

後半に入り、失点のきっかけとなったルイスの奮闘や、豊富な運動量で中盤から前線を支えたランパードなど、それでもチェルシーはチャンスを作り、終了間際には何度か決定機を迎えるまでに至りましたが、結局、最後までゴールを割ることはできず、1−0のまま試合終了。
なぜこの試合で負けねばならないのか、QPRが2枚のイエローカードなのにチェルシーはレッド2枚、イエロー7枚、退場者が出て気持ちが入りすぎていたとはいえ、カードも出し過ぎです。
次節のアーセナル戦ではドログバが出場停止ですが、なんとか気持ちを入れ替えて戦ってもらいたい。

[プレミア第4節:サンダーランドvsチェルシー]メイレレス登場、ツェフ復帰、内容も上場

2011.9.10(Sat)
Sunderland 1 - 2 Chelsea
@Stadium of Light
0-1 Terry 18'
0-2 Sturridge 51'
1-2 Ji 90'
試合結果(Chealsea公式)

試合結果(SkySports)


ラウール・メイレレスがスタメンで初出場。モヒカンに刺青、悪な雰囲気がすでにチェルシーにぴったりな感があります。
試合は個の能力で勝るチェルシーが優位に進め、前半にこぼれ球をテリーが決めて先制、さらに、スタッリッジがヒールでの味なシュートを流し込んで2点差に。
後半には1点を返されましたが、全体としては余裕のある試合でした。

この試合ではツェフが戻ってきたのも嬉しいですね。イラーリオは不安定な飛び出しを何度も見せていましたが、ツェフだと安心して見ていられました。
スタリッジは特に良かったということもありませんでしたが、トーレスと違ってすぐに結果が出せたのは大きい。チャンピオンズのレバークーゼン戦ではトーレスがスタメンになるものと思いますが、そろそろ得点を決めないと昨年のような状態になりかねません。
ビラス・ボアス監督がどこまで我慢できるのか・・・。

[プレミア第3節:チェルシーvsノリッジ]新加入のマタも上々

チェルシーvsノリッチ(フォーメーション)2011.8.27(Sat)
Chelsea 3 - 1 Norwich City

@Stamford Bridge
1-0 Bosingwa 6'
2-0 Lampard 82'(P.K.)
3-0 Mata 90+10'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

ちょっと更新が遅くなりましたが、土曜日の試合です。
ビラス・ボアス監督によると、4-2-3-1で始めたようなのですが、トーレスとドログバの2トップもしくは、トーレスがセンターでドログバが右の4-3-3のように見えたので、とりあえず左のようなフォーメーションにしておきます。

期待を持たせる新戦力、相変わらずのトーレス
引き過ぎのノリッジに対して立ち上がりの2分にラミレスが惜しいミドルを撃ったすぐ後、今度はボシングワがきれいなミドルを決めてチェルシーが先制。中盤以下の選手のミドルはさっぱりアテにならなかったチェルシーだけに、今後はこういうシュートも決まってくれると嬉しいところです。トーレスは調子自体は悪そうでもありませんが、相変わらず得点は決めてくれませんし、攻撃の幅を増やさないと得点力不足に陥りそうですし。また、ミドルの怖さが出てくれば、もう少しトーレスがフリーになるチャンスも生まれるかもしれません。
その後はなかなかチャンスが作れず、ミスから失点したと思ったら、直後にドログバが相手キーパーからパンチを食らって気絶するという事態になってしまいましたが、ラミレスが抜けだしてペナルティをもらって勝ち越し、そして終了間際にマタが加入早々のゴールを決めて勝利。これはボシングワのチェイスから相手DFが慌ててミスパスをしてのものでしたが、コースにきっちり決められたのは良かった。いい頃のジョー・コールのような活躍をしてくれそうな予感です。
ルカクも初ゴールはなりませんでしたが、まずまずの内容でしたし、こういった若い選手にトーレスやドログバの座を奪うような活躍をしてもらいたいもんです。

イラーリオは不安いっぱい
前節でも飛び出し過ぎで不安定な守備をしていたイラーリオでしたが、今節は前半にテリーとのお見合いで危うくゴールされそうだったのに加え、後半には飛び出してイバノビッチと交錯してしまって相手にゴールを献上。慌てるような局面でもないのに、稚拙なミスでした。
以前はこれほど不安定でもなかったように思うのですが、ずっと控えで感覚がおかしくなっているのでしょうか。せめてDF陣とちゃんと声を掛け合って不用意なミスはなくしてもらいたい。今のチェルシーには十分な得点力があるワケでもないので、イラーリオのせいで負けるような試合が出るのは時間の問題という気がします。

他会場の試合は
今節は他会場では注目のカードが2試合。シティはスパーズに1−5で勝って得点力を見せつけるような勝利を収め、ユナイテッドはアーセナルに8−2というビッグ4対戦とは思えない大差で勝利。これはユナイテッドの得点力というよりはアーセナルの守備が甘すぎたという内容でしたが、序盤戦の戦力がかなりはっきりと見えてきたと言ってもいいでしょうね。
ユナイテッド、シティ、チェルシー、リバプールが上位争い、その後にスパーズとアーセナル・・・いや、アーセナルは昨シーズンのリバプールのように苦しむかもしれません。スパーズは消化試合が一つ少なく勝ち点ゼロで最下位ですが、内容は悪くはないのですぐに上がって来ることでしょう。モドリッチも残ることですし。

[プレミア第2節:チェルシーvsウエストブロム]変化はないが、まずは一勝

チェルシーvsウエストブロム(フォーメーション)2011.8.20(Sun)
Chelsea 0 - 0 WBA

@Stamford Bridge
0-1 Long 4'
1-1 Anelka 52'
2-1 Malouda 83'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

開幕戦は難しいストークとのアウェイ戦ではありましたが、監督色を出すこともなく、消化不良でスコアレスドローに終わったチェルシー。
今節はホームでのウエストブロム戦ということで、大勝も期待できる相手でしたが、結果は辛勝でした。

ミス連発で危うく負け試合になりそうな前半
前半4分、ラミレスからアレックスへのパスをロングに狙われ、奪われた後もアレックスが競り負けてそのままゴールされて失点。油断からの失点でしたが、初戦がスコアレスだったこともあり、嫌な立ち上がりでした。
そしてその後は押し上げた状況でのパスミスからカウンターを浴びてのピンチが何度かあり、実際、決定機はウエストブロムが上だったので3点ぐらいは取られていてもおかしくない内容。
攻撃もトーレスがチャンスにつながるプレーはするものの、やはりゴールの匂いはなし。ポゼッションして押し込んでも点が取れない、スコラーリ的展開というか、嫌な雰囲気がいっぱいの前半でした。

トーレスよりはドログバか
後半は早い時間帯でランパードがペナルティエリア内で倒れたスキに、アネルカがプレーを続けてゴール。ここからチェルシーの圧力がさらに高まり、この後は一方的なチェルシーペースに。
いつ点が入ってもおかしくない内容ながらなかなか点は入りませんでしたが、後半38分にボシングワがスルッと相手選手の間を抜けて絶妙なコントロールのクロスを入れてマルダがゴール。これが決勝点となりました。
途中からトーレスに変わってドログバが入りましたが、トレースが左右に流れながらチャンスメイクするアネルカに似たプレーをするのに対し、ドログバはセンターに陣取るセンターフォワードタイプ。連携が固まりきらず個の力で打開している現状からするとドログバの方がフィットしているように思います。
個人的には好きなのは、一昨シーズンのドログバがアフリカ杯で離脱していた頃、アネルカがCFに入って左右に流れたときにランパードなどがどんどん中央に入ってきてチャンスを作っていたような形。ボアス監督がどういう方向には舵を切るのか、今後の試合を見ていきましょう。

[プレミア第1節:ストークvsチェルシー]特に変りなく

ストークvsチェルシー(フォーメーション)2011.8.14(Sun)
Stoke City 0 - 0 Chelsea

@Britannia Stadium
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

選手の入れ替えはほとんどなく、アンドレ・ビアス・ボアス監督が最大の補強というのが今シーズンのチェルシー。
昨シーズンと同じ陣容なだけに、戦術的な違いが見られるかと思った開幕戦でしたが、結果的には昨シーズンと何も変わらずでした。

ストークの立ち上がりからの積極的なプレスと、高さを生かした一発を秘める攻撃に手を焼きながらも、徐々にチェルシーペースに。
ただ、ポゼッションしながらも決定機はなかなか作れず、トーレスは調子は悪くはなさそうでもゴール前での怖さはなく、崩しきれないままタイムアップ。

基本的に大きな変更はないのでそれなりに勝ってくれるとは思いますが、これからボアス色がどのように出てくるのか、じっくり見ていきたいと思います。

[プレミア第38節:エヴァートンvsチェルシー]久々にテレビ中継のない最終節、アンチェロッティ解任

エヴァートンvsチェルシー(フォーメーション)2011.5.22(Sun)
Everton 1 - 0 Chelsea

@Goodison Park
1-0 Beckford 74'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

チェルシー戦の最終節が日本で放送されないのは、いつ以来でしょうか。アブラモビッチがオーナーになってからはずっと放送があったように思いますが・・・。残留争いともヨーロッパリーグ争いとも関係なく、優勝も決まってしまっていて注目すべき点が何もないので当然ではありますが、非常に寂しいものがあります。

試合はダイジェスト映像しか見ていないので、左のフォーメーションズは想像です。とりあえずトーレスとアネルカの2トップだったようなので。ドログバとベナユンは負傷でベンチ入りもしていません。
試合結果は、カウンターでベックフォードが一人で自陣からドリブルで持ち込み、DFに引っ掛かりながらもそのまま自分の前にボールがこぼれて裏へ抜けて独走のゴール。いったい何人抜いたのか、見ごたえのあるゴールでした。

さて、これで今シーズンを終了しましたが、結局トーレスは1得点だけ。ノーゴールでなく良かったというだけで最後までフィットせず、結果的にはシーズン途中の獲得は大失敗でした。
早速アンチェロッティの解任が発表されましたが、来シーズンは先週の入れ替えもある程度あるでしょう。おそらくトーレスを中心にチーム作りをするのでしょうが、代表でも得点を取れていないというのが非常に不安です。シェフチェンコの二の舞にならないように、得点王争いできるぐらいの活躍をしてもらいたい、なんとしても。

[プレミア第37節:チェルシーvsニューカッスル]ホーム最終戦もパッとせず終了

チェルシーvsニューカッスル(フォーメーション)2011.5.15(Sun)
Chelsea 2 - 2 Newcastle

@Stamford Bridge
1-0 Ivanovic 2'
1-1 Gutierrez 10'
2-1 Alex 83'
2-2 Taylor 90+2'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

前日の土曜にユナイテッドが優勝を決めているため、この試合はもはや消化試合。ただ、ホーム最終戦でいい印象を残して終えたいという意味では選手のモチベーションは低くはなかったはず。しかし、内容はこれまで通りの冴えないものでした。

開始早々にCKからイバノビッチが決めて先制していい雰囲気での入り方だったものの、その後はチャンスらしいチャンスも少なく、トーレスはかみ合わないまま。アンラッキーなゴールで同点にされてからも淡々と時間は流れ、後半の早い時間帯に3人同時交代で流れを変えようとしたのでしょうが、ドログバとトーレスの2トップにしてもやはりチグハグ。
終盤にFKにアレックスが合わせてゴールを決めてようやく勝ち越しましたが、後半ロスタイムに今度はCKでフリーにしてしまったテイラーに決められて同点で終了。

4点ともセットプレイからの得点でしたが、チェルシーのものは2点とも得点力のあるDFが決めたもので、アタッカー陣の機能不全は変わらず。失点も課題のセットプレイの守備ということで、何一つ解決していないなという感想しか残りません。

チェルシーユニフォーム2011/2012ホーム最終戦はいつものように新ユニフォームのお披露目の試合。
来シーズンはブルーのボーダーという変化球です。今シーズンは首の赤い部分がマリノスのような感じで、チェルシーらしくない感もあって買いませんでしたが、来シーズンは買ってみようかな、と。
背番号がまだ決められないので、来シーズンの選手構成が決まるのを待ってからですが。

[プレミア第36節:ユナイテッドvsチェルシー]首位決戦敗戦、奇跡は起こらず

ユナイテッドvsチェルシー(フォーメーション)2011.5.8(Sun)
Man Utd 2 - 1 Chelsea

@Stamford Bridge
1-0 Hernandez 1'
2-0 Vidic 23'
2-1 Lampard 68'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

前節にユナイテッドがアーセナルにまさかの敗戦、チェルシーがスパーズに終了間際の得点で勝利、今節の直接対決で勝てば首位逆転という格好の舞台が整い、奇跡的なことが起こるのではと期待しましたが、気を引き締め直したユナイテッドが本来の力を発揮しての完敗でした。

痛い開始早々の失点、気迫十分のユナイテッド
本当に痛かったのがキックオフして1分もたたないうちに喫してしまった失点。パク・チソンのパスにエルナンデスに簡単に抜けだされてのもので、ダビド・ルイスが中途半端なポジションで対応できずという失点でした。いいプレーと危なっかしいプレーの両面が見られるルイス、悪い面が最悪のタイミングで出てしまった形です。
このエルナンデス、パクにルーニーを加えたアタッカー陣は絶好調といったところで、パクは運動量豊富で攻守ともに効いていて、エルナンデスは決定力が高く、ルーニーはトップ下で攻撃も作ればシュートも打つ、中盤以降の攻撃参加もあれば、守備時には強固なブロックを作っていて、ユナイテッドは穴のない完成されたチームという感じがしました。

ショートコーナーからのクロスをヴィディッチが決めた2点目でほぼ勝負あり。チェルシーが勝つには3点が必要で、個人技やセットプレイでいくつかチャンスは作りましたが、この日のユナイテッドから3点取るのは非常に難しい。トーレスも途中出場で入ったものの、やはりシュート感覚が今一つでガッカリな内容。
内容が悪いながらも勝って差を詰めてきたチェルシーでしたが、それで通用するほど甘くはありませんでした。

数字の上では、ユナイテッドが残り2戦を2連敗して、チェルシーが2連勝すれば逆転となりますが、事実上はこれで優勝決定と言っていいでしょう。
2位も3位も変わりませんが、チェルシーとしては、とりあえずあと2つ勝ってアーセナルより上の順位で終わってもらいたいとは思います。

[プレミア第35節:チェルシーvsトッテナム]劇的逆転勝利、次節勝利で首位へ

チェルシーvsトッテナム(フォーメーション)2011.04.30(Sat)
Chelsea 2 - 1 Tottenham

@Stamford Bridge
0-1 Sandro 18'
1-1 Lampard 44'
2-1 Kalou 88'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

チャンピオンズリーグでのユナイテッドへの敗戦は別にして、プレミアでは5連勝中のチェルシー。首位ユナイテッドとの勝ち点差は6で直接対決を残しており、かすかな優勝の可能性もあるという状況で迎えたロンドンダービー、スパーズ戦でした。
対するスパーズも引き分け続きでチャンピオンズ圏内から脱落しかけており、勝たなければほぼ可能性が絶たれそうな状況です。

引き分け狙い?のスパーズに苦戦
スパーズはなぜいか引き気味の消極的なプレーで引き分け狙いのような内容で、チェルシーの方がポゼッションも高く、チャンス自体も多いという展開に。しかし、たまたまいいコースに飛んだようなサンドロのミドルでチェルシーが先制。押しながらも先制される、イヤな展開でした。
チェルシーは前節に初ゴールを決めたトーレスを久々にスタメン起用し、チャンスメイクとしては好調そうなプレーはするものの、肝心のゴール前でシュートを打ち切れなかったり、枠を捉えきれなかったりで、得点感覚は欠如したまま。メンタル的には前節のゴールで改善したでしょうが、ここまで代表含めて無得点試合が続いていただけに、そう簡単に復調するものでもなさそうです。
苦しい展開で1点ビハインドのまま前半を終えそうでしたが、ここでキーパー守備範囲のランパードのミドルをゴメスが後ろにこぼしてしまい、ゴールラインを割ったかどうかの微妙なところで押さえたボールがゴール判定に。リプレイを見るとギリギリでゴールラインに掛かっており、ノーゴールのような気はしますが、チェルシーにはラッキーなジャッジでした。

オリジナルのアタッカー陣で逆転
後半も同様の展開、攻めるチェルシーと守るスパーズ。チェルシーはトーレスを早めに諦めてカルーを入れるなど、アンチェロッティも積極的な采配に。前線のアタッカー陣はここへ来て調子を上げてきており、ドログバも以前のFKのキレを取り戻していて得点の匂いも強くなっています。
しかしスパーズの守備も集中しており試合は膠着、そしてこのまま引き分けかと思われた終了間際、中央からランパード、アネルカ、ドログバが前へ前へとつないでつないで、最後はカルーがゴール。みんなの気持ちで決めたようないいゴールでした(リプレイで見るとオフサイドくさく、これまたラッキーなジャッジ)。

終わってみればラッキーなゴールによる2点での逆転勝利となりましたが、試合は終始チェルシーが押していましたし、この勝利自体は妥当なものと言ってもいいと思います。
そして日曜、ユナイテッドがアーセナルに負け、優勝争いは以下のような状況に。
 1位 ユナイテッド 勝点73 得失点差38
 2位 チェルシー  勝点70 得失点差38
 3位 アーセナル  勝点67 得失点差32
次節はユナイテッドとの直接対決ですので、勝てば勝ち点差で並び、得失点差では上回って逆転首位に立つことができます。ユナイテッドはミッドウィークにシャルケ戦もありますし、アウェイとは言えチェルシーが勝つ可能性も十分にありそう。
何度も優勝争いから脱落していたような今シーズンですが、まさかの展開、あるんじゃないでしょうか。

[プレミア第34節:チェルシーvsウエストハム]トーレスが待望の初ゴール!

チェルシーvsウエストハム(フォーメーション)2011.04.23(Sat)
Chelsea 3 - 1 Birmingham

@Stamford Bridge
1-0 Lampard 43'
2-0 Torres 83'
3-0 Malouda 90+3'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

いわゆる「BかWで始まるチーム」との4連戦の最後、ウエストハム戦。
個人技的なものは多いのですが、このところ得点力も上がっているので、このまま最後まで勝ち続けたいところです。順位的には他力本願ではありますし。

唯一、気になるのはトーレスにまだゴールがないことでしたが、ついにこの試合でそのトーレスにもゴールが生まれ、呪縛が解けそうです。
このところアンチェロッティは右SB以外は固定のスタメンで、後半の途中からトーレスを入れて色々な組み合わせを試すという形。いずれも機能したとは言えませんが、無理にスタメンを続けさせるのではなく、こういう起用法を続けてもらいたいなと思っていました。トーレスが加入した頃はチェルシーの前線が噛み合い始めた頃でしたしね。トーレス中心に攻撃を組み立てようとした結果、連携がリセットされて遠回りになってしまった感があります。

試合は土砂降りでカミナリの音もなっている状況で、ピッチはボールが止まりがちになるほど。パスサッカーとなっているチェルシーには難しいコンディションで、一応優勢な内容ではあるものの、前半途中からはセットプレイ中心にむしろウエストハムの方がチャンスが多いぐらいでした。ツェフの好セーブなどなければ、試合は全く違ったものになっていたかもしれません。

先制点は流れがウエストハムに傾いていた前半終了間際、ドログバからの裏へのパスからアシュリー・コールがクロスを入れてランパードがきっちり合わせてゴール。これはパーフェクトな連携でした。
なかなか追加点もなく苦しい状況でトーレスが入り、どうなるかと思っていましたが、後半39分、ツェフからのロングフィードからドログバがトーレスにうまく渡して、ついにトーレスが初ゴール。スムーズにシュートにつなげなかったので、やはりダメかと思いましたが、トーレスらしい巧みなコントロールからコースを狙ってしっかり決めてくれました。
ゴール後はチーム全員がトーレスに覆いかぶさり、まるで優勝を決めるゴールであるかのような喜びようでしたね。それほどまでに待ち望まれたゴール、ということですね。

最後は後半ロスタイムにトーレスのアシストでマルダがダメ押しのゴールを決めて3点差の勝利。
内容的には苦しい試合でしたが、とにかくトーレスがゴールできたのが大きい。これですぐに得点を取りだしてくれるかどうかは分かりませんが、気持ち的に楽になったのは間違いないでしょうし、これから残りの難しい4試合、スパーズ、ユナイテッド、ニューカッスル、エバートン戦でも、ゴールを決めてもらいたいものです。

[プレミア第33節:チェルシーvsバーミンガム]下位チームに淡々と勝利

チェルシーvsバーミンガム(フォーメーション)2011.04.20(Wed)
Chelsea 3 - 1 Birmingham

@Stamford Bridge
1-0 Malouda 3'
2-0 Kalou 26'
3-0 Malouda 61'
3-1 Larsson 76'(P.K.)
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

この試合から3連戦でホームゲーム。
とりえあずチェルシーとしては、淡々と勝ってチャンピオンズ圏内を確実にし、上位に何か起こって可能性が生まれるのを待つのみ。

試合は前半3分にテリーから逆サイド裏へのロングボールで、フリーになったフェレイラがクロスを入れるとマルダが早速ゴール。さらに前半26分にはカルーがドリブルでの横移動からミドルを決めて2点目、後半16分にはドログバのサイドでの粘りからイングランドU22でプレミア初出場のバートランドがクロスを入れると、ドンピシャでマルダがダメ押しの3点目。
前節のウエストブロム同様、バーミンガムの弱いプレスで楽な試合運びとなりました。
最後にルイスが不用意に相手を倒してしまってペナルティを献上したのはいただけませんが・・・。ルイスはたまにこういう集中力を欠いたようなプレーが見られるので、いつか大試合でやらかしてしまいそうな気がします。

フォーメーションは前半は前節とほぼ同じでしたが、後半の選手交代後は選手の組み合わせによって変えるようで、最後はドログバとトーレスの2トップに、アネルカがトップ下という構成になりました。得点差が開いていたということはありますが、相手がそれなりに攻めてきてスペースがあるにしては、前線のコンビネーションは今一つでした。

ユナイテッドが引き分けに終わったため、勝ち点差は9に縮小。消化試合がひとつ少なく、ユナイテッドがまだチェルシーとアーセナルとの試合を残していることを考えると、ギリギリ追いつかなくもないかな、という状況にはなりました。ユナイテッドはチャンピオンズもありますしね。

[プレミア第32節:ウエストブロムvsチェルシー]チャンピオンズ敗退後の癒し

ウエストブロムvsチェルシー(フォーメーション)2011.04.16(Sat)
WBA 1 - 3 Chelsea

@Stamford Bridge
1-0 Odemwingie 17'
1-1 Drogba 21'
1-2 Kalou 25'
1-3 Lampard 44'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

クラシコなどで試合を見るのに忙しく(?)、すっかり更新が遅くなってしまいました。
先週の土曜日の試合です。この試合からアンチェロッティは、ついにトーレスをスタメンで起用するのをやめてしまいました。

チャンピオンズでユナイテッドに負けた後で、首位との勝ち点差もあって、あまりモチベーションが上がりそうにないプレミアの試合。
とりあえずはいい雰囲気で勝てればというところでしたが、相手のウエストブロムの守備がえらくユルい。スペースは埋めてはいるもののプレスはほとんど掛けて来ず、自由にボールを回せていました。特にサイドの裏はガラガラで、簡単に深い位置からクロスを入れることができていましたね。

先制点は、狭い局面でマグレ当たり的に中央突破のパスがうまく繋がってしまってしまったウエストブロムに決められてしまいましたが、試合自体は終始チェルシーペース。
前半22分に相手のクリアミスからドログバが決めて同点にすると、その直後にはドログバのミドルをキーパーがはじいたところをカルーがしっかり決めて逆転、さらに前半終了間際にランパードも追加点を決めて楽勝。

まぁ、楽勝ペースでチェルシーの守備もイマイチでしたが、ここは得点力の差というところでしょう。
チャンピオンズ敗退後の心の傷を癒してくれるような、ユルい試合でありました。
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