レアル・マドリーvsバルセロナ(フォーメーション)2011.04.27(Wed)
Real Madrid 0 - 2 Barcelona

@Santiago Bernabeu
0-1 Messi 76'
0-2 Messi 87'
試合結果(UEFA)

リーガでのクラシコに引き続き、マドリーに退場者が出てバルサが数的有利に。モウリーニョは以前にバルサと対戦する相手に退場者が多いこと、特に自分が対戦したときに数的不利になることが多いということを、さもバルサに有利な笛が吹かれているかのように言っていましたが、そうなるような戦い方をしているのだから、これはもう必然と言っていいでしょう。

守備的にスコアレスを目指すマドリー
国王杯とは違ってホーム&アウェイとなるチャンピオンズでモウリーニョがどういう戦略を立ててくるかというと、やはりこれまで通り中盤のスペースを埋めて厳しいプレスをかけてカウンターという狙い。バルサも慎重な試合運びになったため、こう着した展開となりました。マドリーとしては、アウェイゴールを与えなければスコアレスでもOKということなのでしょう。
バルサはポゼッションはしていても攻撃の糸口をつかめず、逆にカウンターからファウルをもらいにくる相手にセットプレイを与えてしまうのが苦しいところ。この日のロナウドのFKの精度が低かったから事なきを得たものの、どちらかというとマドリーの方が得点の可能性は高かった前半でした。

そして前半が終わり選手達が控室に戻ろうとしたとき、アルベロアに突っ掛かったピントがレッドで退場処分。ベンチにいたので数的不利にはなりませんが、控えキーパーがいなくなってしますし、余計な退場でした。
もっとも、アルベロアはこれまでのクラシコでも汚いプレーが多かったので、こらしめてやりたいという気持ちは当然ではあります。バルサファンとしては、むしろピントを擁護したいところですね。

ぺぺの退場、そしてメッシの活躍
後半からマドリーはエジルに変えてアデバヨルを入れてさらにカウンター&ロングボール指向になりましたが、そんな後半16分、アウベスに対して足裏を見せてアタックしたぺぺが一発レッドで退場に。またもやマドリーは数的不利に。そしてレフェリーを揶揄したのか、モウリーニョも退席処分。
これまでモウリーニョがバルサと戦うときは、DFラインの高さはその時々ではあるものの、基本的にはスペースを埋めて厳しい当たりで中盤を封じてカウンターという戦略。選手もテンション高くプレスをかけてくるのでファウルまがいのプレーも当然多く、カードが多いのも当然という戦い方です。モウリーニョはバルサが贔屓されているかのような話し方をしますが、そういうリスクを伴う戦い方をしている(そうでないとバルサを封じられない)のが実態と言えます。さらにモウリーニョ退席については、自業自得というものでしょう。試合後にはまたジャッジ批判を繰り返すのでしょうが、もう見苦しいだけ。監督としてはナンバーワンと言っていいぐらいの実績は残していますが、そろそろ落ち着いてもらいたいものです。(とはいえ、今回のぺぺの退場は、イエローでもよかったかもしれませんが。)

数的有利になった後もバルサは慎重でしたが、後半31分、ペドロに変って入ったアフェライの深い位置のクロスにメッシが合わせてついに先制。そしてそのままクローズさせるかと思いきや、最後はメッシが単独ドリブルで突き進んでのゴールで決定的な2点目をゲット。ここで決め切れるのがさすがメッシ、不意を突かれたのでしょうが、マドリーには痛恨の失点だったでしょう。

アウェイで2点差をつけての勝利、2ndレグはぺぺとセルヒオ・ラモスが出場停止、これで勝ち抜けはほぼ決まりですね。