ラシンvsバルセロナ(フォーメーション)2010.8.29(Sun)
Racing 0 - 3 Barcelona

0-1 Messi 3'
0-2 Iniesta 32'
0-3 Villa 62'
試合結果(Mundo Deportivo)
試合結果(Sport)
試合結果(as)

開幕前に移籍騒動のゴタゴタがありましたが、とにもかくにもリーガが開幕。
バルサは好調期のような流れるようなパスワークは見られませんでしたが、随所にバルサらしさを見せる攻撃で、取るべき人がしっかり得点しての快勝。
マドリーはチームの出来もまだまだで、しっかり勝点を落としてくれましたし、言うことはありません。

仕上がり途上も、スペイン代表+メッシで快勝
バルサはビジャが加入(イブラが退団)したこともあり、さらにスペイン代表チームとの共通化が進んだような布陣。シーズンオフにもワールドカップで一緒に戦ってきたということもあるのでしょう、開幕戦で仕上がり途上ながらチームに大きな問題はなく、アグレッシブなプレスをかけるラシンに対しても慌てることなく主導権を握りました。
試合は前半3分にカウンターでチャビ→イニエスタ→メッシと繋いであっさり先制点を取ると、前半32分にはキーパーがパンチングでクリアしたボールをイニエスタがダイレクトに蹴り返すというゴラッソで追加点、さらに後半にもビジャがアウベスのクロスからダメ押しのゴール。メッシとビジャという得点王争いする両名に、W杯のヒーロー・イニエスタまでもが加わり、点を取って欲しい3人が開幕戦でゴールを決めるという期待以上の展開。今年もバルサの勢いに陰りはありません。
守備についても、ワケの分からないペナルティを取られてもバルデスがPKをきっちりセーブ。CBに入ったアビダルの守備がちょっと怪しいのと、マックスウェルが軽い対応をしていたなどありましたが・・・まだ開幕戦、気にしないでおきましょう。

マドリーは開幕戦スコアレスドロー
マドリーはアウェイのマジョルカ戦という難所でのスタート。ただでさえ難しい相手ですが、マドリーはまだ個人の寄せ集めのような状態、結果はスコアレスドローとなりました。
試合の中盤当たりはオープンな攻め合いでどちらに得点が生まれてもおかしくない内容でしたが、終盤には引分け狙いに転じたマジョルカが引いてしまい、マドリーが攻め込む展開でかなり危なかった。まだバラバラとは言え、個々には優れたプレイヤーばかりですから、守備を固めてもそう守り切れるものではありません。まだ本調子でなかったから得点は生まれなかったものの、普通ならマジョルカが負けていたでしょう。
とりあえず、マドリーはチームとして軌道に乗るにはまだまだ時間がかかりそうですから、今のうちにできるだけ勝点を落としてもらいたいところです。モウリーニョが新たに監督となったチームは最初は苦しむ印象がありますしね。

移籍について、カンテラ以外の扱いが下手なペップ
バルサの今シーズンの移籍状況は、退団したのがイブラヒモビッチ、アンリ、トゥーレ、マルケス、チグリンスキー。そして加入したのがビジャ、マスチェラーノ、アドリアーノ。カンテラ組を中心に考えているとはいえ、選手層が薄くなっているのは明らかで、長いシーズンを乗り切れるのかは心配なところです。
特に、イブラヒモビッチやチグリンスキーは、もともとペップが希望して昨シーズンに加入したはずですが、たったの1年で出て行くことになってしまいました。なかでもイブラヒモビッチは大金で獲得したのに、イブラ本人にも事情が飲み込めないままの退団。資金のないミランへの移籍ということで大赤字ですし、本当に馬鹿げています。
ペップは就任当初にはロナウジーニョ、エトー、デコを戦力外であると言って話をややこしくしたり、フレブやグジョンセンには出場機会を与えず不満を募らせ、そのフレブは今でもレンタル状態。トゥーレの退団についてもそうですが、ペップはカンテラ出身の選手以外の扱いが下手すぎる。マスチェラーノが同様の不満を漏らして来年に退団ということにならなければいいのですが・・・。