湘南ベルマーレvs京都サンガ(平塚競技場)

湘南ベルマーレvs京都サンガ(フォーメーション)2010年8月19日(水)
湘南ベルマーレ 2−2 京都サンガF.C.

@平塚競技場
0-1 金成勇 59'
1-1 田原豊 69'
2-1 エメルソン '81
2-2 柳沢敦 90'+5
試合結果(京都サンガF.C.公式サイト)
試合結果(湘南ベルマーレ公式サイト)
試合結果(日刊スポーツ)

バーやポストに嫌われるサンガと、オフサイドで得点を逃す湘南、ツキにも見放された最下位対決らしい試合は痛み分け。
西京極での試合はサンガが圧倒しながらもシュートの無駄打ちから敗戦という内容だっただけに、最下位争いとは言っても力の差を見せて勝ってもらいたかったのですが、2点差をつけて最下位脱出などというのは甘すぎました。

若手中心のスタメン、守備的な戦いで劣勢
この試合のサンガのスタメンは若手中心の構成。日程が厳しいとはいえ確実に勝たねばならないこの試合、秋田初勝利のチャンスが大きいこの試合に、まるでカップ戦でのローテーションかと思うような力を温存したメンバー・・・目を疑いました。
前半はこれまで通りの守備的なスタイルでカウンター狙いのサッカー、湘南が積極的に攻めてきたことでそのカウンターのチャンスもありそうでしたが、サンガの攻撃は前線には収まらず、やがて後方でパス回しとなって詰め寄られる劣勢な内容。湘南相手に守備的に戦っているということもあり、それほど危険なシーンはありませんでしたが、このままいけばスコアレスドロー。湘南相手にまるで勝つ気が感じられない前半で、ガッカリしました。

どちらも勝ち切れない後半
サンガは後半からは4バックにして、カウンターで活きるドゥトラを入れたことで攻撃は活性化。選手交代してからの後半勝負というゲームプランだろうとは思いましたが、これまでもなかなか得点できなかったのに、少ない時間でどこまでできるか・・・と思っていたら、後半14分にカウンターからソンヨンのゴールが決まって先制。このままの流れで追加点を取って勝ち切りたかったところですが、徐々に攻撃の推進力は落ちてしまい、反撃にも耐え切れない。
湘南の1点目は田原のボレー、2点目は田原が水谷と1対1で倒れてのペナルティ。この逆転ゴールの前にも、FKからのジャーンが決めたかに見えたゴールがオフサイドで取り消しになったり、裏への抜け出しが2回オフサイドで救われるシーンもあり、遅かれ早かれ逆転されそうな展開ではありました。寄せが甘く対応が遅れ気味になっているように思ったのですが、5バックでの守備の仕方に慣れたためということはないのでしょうか?

1点ビハインドとなったサンガは、終盤はまたしてもテヒを前線に上げてパワープレー。そして迎えた後半ロスタイム、柳沢のヘッドがバーに当たり、テヒのシュートもバーに当たり、決めきれずに終わるのかと思ったところ、柳沢のボレーがついにゴールに。当たり損ねでラッキーなゴールでしたが、それが逆に良い方へ向くこともあるものです。湘南のツキのなさと言えるかもしれません。

湘南にとっては痛恨の失点で勝ちを逃したというところでしょうが、湘南にはオフサイドがなければゴールというのが3回あり、サンガにもバーやポストに当たったのが3回、どちらも勝ち切れないという状況がそのまま表れたということでしょうね。なんとも痛々しい最下位争いです。
ただ、率直なところ、この試合は全体的に湘南の方がアグレッシブで、勝とうとする姿勢が強かった。サンガは逆転されてからは必死のプレーを見せてなんとか追いついてくれましたが、前半の消極的な戦い方といい、どうも不満が残ります。もっと勝ちたい、絶対に残留するという姿勢をもっと強く出したプレーを次は期待したいです。