FC東京vsリガ・デ・キト(国立競技場)
2010年8月4日(水)
FC東京 2-2(PK4-3) リガ・デ・キト

@国立競技場
0-1 エルナン・バルコス 29'
1-1 平山 相太 34'
1-2 パトリシオ・ウルティア 63'
2-2 大黒 将志 90'+1
試合結果(FC東京公式サイト)
試合結果(JFA)

昨日の見た試合、スルガ銀行チャンピオンシップは今年で3回目。
日本のJリーグカップ戦のナビスコカップ優勝チームと、南米でのヨーロッパリーグという位置づけのコパ・スダメリカーナ優勝チームが対戦するというアンバランスな組み合わせの大会。国際大会とは言っても対戦する必然性は全くなく、日本側チームのホームタウンで行うというあたり、意味合い的にはヨーロッパの強豪チームが日本ツアーに来たというのに近い。
時期的には、FC東京は夏の連戦の真っただ中、エクアドルのキトも先月から始まっているリーグ戦の合間を縫っての来日。まともな試合になるのかどうかも不安な状況です。

しかし、試合はFC東京がいいモチベーションで入り、展開的にも非常に面白い試合になりました。
FC東京がサポーターの後押しも受けて優勢に試合を進めるも、ちょっとしたスキを突かれた形でシンプルなパスからキトが先制。すぐ後に同点に追いつきはしたが、後半に入ると今度はセットプレイでFC東京にファウルがあったということでペナルティとなり、またしてもキトがリード。
そしてキトがたくさんの交替枠を使って時間稼ぎをしながら終わろうかという後半ロスタイム、DF裏にこぼれたボールに大黒が追いついて同点に。
諦めない心、そんな姿勢の実った同点ゴールは普段のJリーグでもなかなか見られないような気持ちの入ったプレーでした。

同点でも延長戦はなくPK戦のみで決着をつけるという方式でしたが、親善試合的なものなので、それで十分でしょうね。選手交替枠も6人だったりと、イレギュラーな試合形式でしたが、次々とフレッシュな選手が入ってくるので、日程や気候などこの環境で試合をするのにいい形を取っているなと思いました。ここ数日は風もあってやや過ごしやすかったという点にも恵まれました。

結果はPK戦でFC東京が勝利、この大会で日本チームが勝ったのは初めてです。
キトは高地のホームで強く守備的という微妙な面はありますが、それでも2008年のクラブW杯ではマンチェスター・ユナイテッドに負けて準優勝したトップクラスのチーム。試合巧者できっちり勝つものと思っていました。
そんなチームを相手に、厳しい日程で最後まで諦めずに戦って勝ち取ったタイトル、FC東京には拍手を送りたい。