サンフレッチェ広島vs京都サンガ(フォーメーション)2010年8月1日(日)
サンフレッチェ広島 3−0 京都サンガF.C.

@広島ビッグアーチ
1-0 槙野智章 50'
2-0 65 佐藤寿人 65'
3-0 81 佐藤寿人 81'(P.K.)
試合結果(京都サンガF.C.公式サイト)
試合結果(サンフレッチェ広島公式サイト)
試合結果(日刊スポーツ)

暑い中でお互いにプレスもかけずスローな試合でしたが、またしても後半に大量失点しての敗戦でした。中断明けからの5試合で1得点10失点、もの凄い数字です。

やはり超守備的な5バック
前節の浦和戦について、前半がいい内容だったと言っていたことで予感はありましたが、秋田新監督はこの超守備的な5バックが基本となるようです。元DFだけあって守備に専念するのが秋田カラーなのか、浦和や広島のようなポゼッション指向の相手だからなのか、これからずっとこうなのか、まだ分かりませんが・・・いや、おそらくこのままか・・・。
その守備にしても、組織的に守るというよりは人数をかけて個人個人が頑張るという様子で、前半にカク・テヒが入っていたときはまだしも、後半に森下に変わってからは不安が先立つ。森下は失点に直接絡んではいませんでしたが、ハイボールにカブって決定機を与えてはいましたし。
1点目の失点はFKで壁がバラけて槙野が決めたもの(FKとなった水本のファウルが不用意)、2点目はCKからの混戦で寿人のゴール(水谷に防いでもらいたかった)、3点目は裏へ抜け出した桑田を水谷が止めてPK(一発レッドになるかと思った)。秋田の言うような「集中力の欠如」からの失点は3点目でオフサイドが取れなかったことぐらいでしょう。ミス絡みの失点が多くはありますが、守備の時間が長くなれば、そうそう守り切れるものでもありません。3失点は多すぎますけど。

可能性の感じられない個人任せのカウンター
攻撃の基本は個人任せのカウンター、この試合は柳沢・ディエゴ・弘堅の3人。というか、点が取れそうなのはディエゴぐらいなので、実質的にはディエゴ頼みで何か間違って点が入ってくれればという程度。調子が良いときのドゥトラと宮吉でもいればまだ可能性はありそうですが、今日の前線に得点の雰囲気は皆無でした。
失点してからは前節同様で4バックにして前線からのプレスに入って攻撃に出ましたが、結局得点は奪えず。しかし、おそらく失点する時間が遅ければずっと5バックだったのだろうし、もし同点にしていたらまた5バックにするのでしょう。
3バック自体が個人的には好きではありませんが、それでも川崎戦はまだ攻めようとする姿勢はあった。秋田体制は得点が必要だと言いながらもリスクを冒す気はまるでなく、このなんとか引分けられれば上等というスタンスでは、降格圏からいつまでも浮上できそうにありません。
この試合でポジティブな要素に見えたのは、途中交替で入ったダンぐらいでしょうか。フィジカルが強く、最近の柳沢よりは機能しそうな印象でした。

スカパーの解説者は、今日の京都は悪くないと言っていましたが、前節の浦和戦と比較してのことでしょう。あまり積極的に攻撃してこないこの日の広島に対してさえ超守備的に戦い、失点してから仕方なしに攻める、こんな試合が悪くないワケがない。今日の負け方は、これまでのような「内容はいいが結果がついてこない」というのとは大きく異なります。
この状況で内容を求めている場合ではありませんが、少なくとも勝つ可能性のある試合にはしてもらいたい。次のホームの新潟戦までは1週間ありますので、今一度期待を・・・。