2008年05月02日

[CL準決勝2nd:チェルシーvsリバプール]濃密な120分

チェルシーvsリバプール2008.4.30(Wed)
Chelsea 3 - 2 Liverpool

@Stamford Bridge
1-0 Drogba '33
1-1 Torres '64
2-1 Lampard '8ex(P.K.)
3-1 Drogba '15ex
3-2 Babel '27ex
試合結果(uefa.com)

週末のリーグ戦でユナイテッド相手に奮闘して勝利したチェルシーと、主力温存で準備万端のリバプール。コンディション的にはリバプール有利であるものの、舞台はチェルシーの要塞スタンフォードブリッジ。
このところ、リバプール戦のロスタイムのリーセのオウンゴールでの引き分けや、ユナイテッド戦での終了間際のハンドで勝利など、運もついているチェルシーは互角の戦いを繰り広げながらもその勢いそのままに勝利をおさめました。
キーマンは、母を亡くして1週間もたたないうちにピッチに立ったランパードと、モウリーニョ退団以降なにかと物議をかもしてきたドログバ。チェルシー最後のシーズンでなんとかヨーロッパタイトルをという思いもあるのか、気迫のこもったプレーでした。

リバプールが攻め、チェルシーがカウンター
1stレグで1−1ドローとなったため得点を取る必要があるリバプールは、ポゼッションを高めながらの攻撃に。互いに激しい中盤争いで、チェルシーはマイボールにすると縦に速いボールを入れるという攻防で見ごたえ十分。
この試合ではポゼッションも終始リバプールが優勢でしたが、実際のところ、グラントのチェルシーは強い頃のモウリーニョ的なサッカーで成熟が進んだ印象です。モウリーニョはより攻撃的な変革を求められて逆に勝ちきれなくなってしまったワケですが、そのまま極めていればもっと凄いチームになっていたのではないかという気もします。

素晴らしいゴールの連続
先制はランパードからカルーへの絶妙の裏へのパスから、カルーのシュートをレイナが弾いたところを素早く詰めたドログバがゴール。もちろん決定機ではありますが、狭いシュートコースへ正確にパワーシュートを決めるところがドログバならでは。
リバプールの同点弾は、この試合スタメンのベナユンがドリブルで中央へ持ち込んでF・トーレスへ絶妙のパスからゴール。これもチェルシーの守備の間隙を突いた素晴らしいゴール。この試合のゴールはどれもがドラマチックでした。

延長に入って、エッシェンがこぼれ球をミドルで決めてチェルシーがリード・・・と思ったらオフサイド判定。確かにチェルシーの選手がオフサイドポジションに数人残ってはいて、シュートコース近くにいるため厳密に言えばプレーに関与していなくもないのですが、通常これはオフサイドにはならんでしょう。
チェルシーもツキが落ちたか・・・と思ったその直後、ヒューピアがバラックを倒してPKに。キッカーはランパード。もの凄い圧力のかかるシチュエーションでしたが、これを決めてランパードは喪章にキスをして母に捧げるしぐさ。絵になります。
その後にドログバがまたも狭いシュートコースへシュートを突き刺し、スタジアムはフィエスタムード。そしてランパードが拍手で送られながら交替・・・のはずが、その交替直前に唐突にバベルがミドルを決めて1点差。最後まで緊張感の高い試合にするところなど、リバプールもやってくれます。

プレミア優勝争いチーム同士のファイナル
チェルシーは初のファイナル進出となり、ユナイテッドとの対決。
放映権料の高騰があってプレミアは最もレベルの高いリーグとなっていますが、その優勝を争っている2チームがチャンピオンズリーグの決勝で戦う。これは珍しくもしごく妥当な結果といえるでしょう。
リーグの試合が終わってから十分に回復する時間をあけてから行われる決勝、両チームともベストな状態で戦えそうです。
決戦の地はモスクワなだけに、アブラモビッチ・チェルシーの方が有利?とか・・・ないか。

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔