2008年05月12日
[プレミア:チェルシーvsボルトン]勢い落として決戦へ
2008.5.11(Sun)Chelsea 1 - 1 Bolton
@Stamford Bridge
1-0 Shevchenko 62'
1-1 Taylor 90'
試合結果(SKY SPORTS)
ユナイテッドと勝ち点同じで迎えた最終節、得失点差が大きいため、この試合に勝ってユナイテッドが取りこぼすのを期待というところでしたが、取りこぼしたのはチェルシーでした。
ボルトンの守備に手を焼き
前節で残留をほぼ確実にし、大敗さえしなければいいというボルトンは、ディウフ一人を前に置いて徹底して守るという戦術。これに手を焼き、いくつかチャンスは作るもののなかなかゴールをこじ開けることができない。攻撃に人をかけるため、グラント監督は珍しく後半立ち上がりからシェフチェンコを起用。そしてこれが当たり、後半17分にCKからの混戦の中、シェフチェンコがゴール。
この時点でウィガン対ユナイテッドは0−1でユナイテッドがリードの状態。ウィガンの同点ゴールの知らせを待ちつつ、勝ちきるという状況でしたが、逆に後半35分にユナイテッドが追加点を入れてほぼ優勝の可能性がなくなる。スタンフォードブリッジのスタジアムも微妙な雰囲気になってしまってのロスタイム、ウィガンCKのアレックスのクリアが小さくテイラーに決められて同点で試合終了。
チェルシーが先制した後はボルトンがゴール前に放り込んでくるボールの対処に苦慮していましたが、R・カルバーリョがいない上にテリーが前半で肩を痛めて負傷交替してしまったのが最後に響いた試合でした。
ユナイテッドが優勝するにしても、最終節を勝って勢いを繋げたままCL決勝のモスクワへ行きたかったところですが、最後の最後にケチがついた格好です。テリーの負傷がたいしたことなく、モスクワがフルメンバーで戦えることを期待したいところです。
[サンガ:千葉戦(A)]早くも降格圏
2008年5月10日(土)ジェフ千葉 1−0 京都サンガ
@フクダ電子アリーナ
1-0 工藤 浩平 '68
試合結果(京都サンガ公式サイト)
試合結果(日刊スポーツ)
直前に監督の交代を発表したジェフ、いやなタイミングでの試合になりましたが、モチベーションを上げてきた千葉に今シーズン初勝利を献上してしまいました。
チャンスらしいチャンスもなくサンガは試合立ち上がりは前線にボールを入れるというようにしていましたが、当ててもボールが収まらず、裏へのボールは雨で濡れたピッチに止まらず流れてしまい、まったく機能しない。千葉もチーム状況が悪く攻めの形が作れず、お互いに狭い中盤での足元へのパスを出してつなぐばかりでパスカットされるというシーンの連続で、どちらもうまくいっていない。
ミス絡みかセットプレイぐらいしか点が入らないかなという雰囲気で、試合はどちらに転んでもおかしくない状況ではありましたが、モチベーションの高い千葉の方がボールへの出足が速く、こぼれ球やイーブンなボールは千葉が拾ってしまう、その差が1点になったという内容でした。
新潟戦といい、千葉戦といい、アウェイの試合は相手の様子見というか、受けに回って苦戦する試合ばかり。泥臭く戦って勝利するというのであれば、特にチーム状況が悪い相手には立ち上がりからプレスをかけて主導権を握ってもらいたい。
今シーズンの好調な出だしが新潟戦から一変し、ここ5試合で1得点。1勝4敗で早くも16位の降格圏に落ちてしまいました(一応、消化試合が1試合少ないですが)。上とは差がないとはいえ、踏ん張りどころです。
2008年05月09日
[リーガ36節:レアル・マドリーvsFCバルセロナ]無残な最期
2008.5.7(Wed)Real Madrid 4 - 1 FC Barcelona
@Santiago Bernabéu
1-0 Raúl 12'
2-0 Robben 20'
3-0 Higuaín 64'
4-0 Van Nistelrooy 78'
4-1 Henry 87'
asの試合結果
マドリーが優勝した後のベルナベウでのクラシコ、最後の意地を見せてくれるかと思いましたが、見せられたのは予期せぬほど崩壊したバルサ。マドリーのギャラクティコの終末より酷い有様でした。
エトーとデコが前節でわざとカードをもらって出場停止になってクラシコへ出なくていいようにしていたので、イヤな予感はありましたが・・・。
クラシコでも戦う気のない集団
試合は序盤からアグレッシブにくるマドリーに対し、集中力を欠いてユルい守備をしているバルサという構図で始まり、前半20分にはすでに2点取られてしまう。ここで珍しくライカールトが早めの選手交替をし、選手もこれではいけないと気づいたのか、ようやくプレスをかけ始めますが、それでもマドリーの攻勢は止まらない。失点シーン自体は主審のジャッジの影響もありますが、圧倒的にマドリーがチャンスを作っているのだから主審がどうこういうことでもありません。
後半に入ってもマドリーペースのまま試合が進み、後半から入ったシウビーニョが負傷退場するなど運にも見放され、さらに失点を重ねてプジョルのハンドでPKというオマケもつけて4−0。最後にアンリが得点して無得点では終わらなかったものの、これまでに見たこともないような酷いクラシコになってしまいました。
マドリーがよかったというよりも、バルサが悪すぎる。選手を鼓舞しようともせずベンチに座ったままのライカールトにもガッカリです。メッシが必死に何度も打開を試みたのと、ヴァルデスがいくつかいいセーブをしたのがせめてもの救いでしょうか。
来シーズンは変われるのか
来シーズンはペップ・グァルディオラが監督になるらしいのですが、このクラシコの惨状を見るとペップで復活できるとはとても思えません。モウリーニョであれば何とか立て直せたでしょうが、それぐらいの激しさや選手を高揚させる力がないと。
選手はカンテラーノの主力であるメッシ、イニエスタ、シャビ、プジョル、ヴァルデスといったところを中心に据え、後は大幅に変えざるを得ませんが、ライカールトの1年目のようにシーズンの後半からでも軌道に乗ればという淡い期待ぐらいしか今のところありません。
2008年05月07日
[プレミア:ニューカッスルvsチェルシー]とりあえず勝利
2008.5.5(Mon)Newcastle 0 - 2 Chelsea
@St James' Park
0-1 Ballack 61'
0-2 Malouda 82'
試合結果(SKY SPORTS)
ユナイテッドがやる気のないウエストハムに楽勝した後の試合で、終盤に来て調子を上げているニューカッスルとのアウェイゲーム。
疲労もあってかスタメンを変えているチェルシーは、プレスこそしっかりかけているものの攻撃はチグハグ。前半はオーウェンやマルティンスに何度かチャンスを作られていましたが、後半に徐々に盛り返してドログバのFKからバラックのヘッドで先制。そしてランパードが入った後、そのランパードからDFの間への絶妙のパスをマルダが決めて突き放して勝利。
中心選手の調子は悪くなく、結果を出してプレミアは残り1戦での勝負となりました。
ユナイテッドは13位のウィガンとのアウェイゲーム、チェルシーは前節勝利で降格をほぼ免れたボルトンとのホームゲーム。何か起こりそうな雰囲気は皆無ですが、とりあえずケガしないように勝ってチャンピオンズへの勢いをつけるといったところでしょうか。
[サンガ:札幌戦(H)]シュート打つまでは最高
2008年5月3日(土)京都サンガ 1−0 コンサドーレ札幌
@西京極陸上競技場
1-0 アタリバ '20
試合結果(京都サンガ公式サイト)
試合結果(日刊スポーツ)
東に戻ってきました。
PCがフリーズして書いたテキストが消えてしまい、萎えたので手短に。
GWに帰省して観戦の札幌戦、10節になって今シーズンの初西京極でした。
試合内容は終始圧倒しての勝利で大満足、と言いたいところですが、なぜこの内容で1−0なのか。得点力の低さはなんとか手を打たなければ。次節で田原が戻ってきてどのようにできるかが試金石でしょうか。
シュートも決定機も多いが裏へ早めにボールを入れて柳沢と林が狙うというプランがハマり、開始早々やPKを取ったところなどGKと1対1を作って得点チャンスの多いゲーム。特に柳沢は動き出しがよく決定機を作っていましたが、肝心のシュートが1本も枠に飛ばない。結局、得点はDF前から打ったアタリバのシュートだけ。
柳沢はゴールも奪えれば本当に最高なのですが・・・試合後に加藤Qが、「柳沢は決定機には顔を出しているので大丈夫」と言っていたが、決定機にシュートを打つのが柳沢なのが問題、ということにならないといいのだが。(他のFWも同様に点取れてませんでしたが。)
関係ないが天皇賞帰省中に天皇賞があったので、久々に京都競馬場へ行きましたが、ドリームパートナーから買って惨敗。レース自体は見ごたえがあったし、他のレースで当たったので、まぁOKです。
横浜FM 1−1 大宮新横浜に戻ってきたら試合開始前だったので、次々節で対戦するマリノス戦を観戦しました。
大宮がパスサッカーで攻め立て、マリノスは受け手にまわる展開。大宮が混戦から先制するものの、ラストパスが繋がらず追加点が奪えなかったところ、審判にボールが当たってのちょっとしたスキからマリノスが同点。最後はオープンに攻め合っていましたが、そのまま引き分けでした。
大宮とサンガのスタイルが違いすぎるのであまり参考にもなりませんが、裏へのパスは中沢の対応が速いので、田原がキープしてからサイドの裏へ、などが効果的でしょうか。
マリノスの攻撃はワイドを広く使わないようなので、走り負けせずに中盤でしっかりプレスを続けられれば対応できそうではありました。
2008年05月02日
[CL準決勝2nd:チェルシーvsリバプール]濃密な120分
2008.4.30(Wed)Chelsea 3 - 2 Liverpool
@Stamford Bridge
1-0 Drogba '33
1-1 Torres '64
2-1 Lampard '8ex(P.K.)
3-1 Drogba '15ex
3-2 Babel '27ex
試合結果(uefa.com)
週末のリーグ戦でユナイテッド相手に奮闘して勝利したチェルシーと、主力温存で準備万端のリバプール。コンディション的にはリバプール有利であるものの、舞台はチェルシーの要塞スタンフォードブリッジ。
このところ、リバプール戦のロスタイムのリーセのオウンゴールでの引き分けや、ユナイテッド戦での終了間際のハンドで勝利など、運もついているチェルシーは互角の戦いを繰り広げながらもその勢いそのままに勝利をおさめました。
キーマンは、母を亡くして1週間もたたないうちにピッチに立ったランパードと、モウリーニョ退団以降なにかと物議をかもしてきたドログバ。チェルシー最後のシーズンでなんとかヨーロッパタイトルをという思いもあるのか、気迫のこもったプレーでした。
リバプールが攻め、チェルシーがカウンター
1stレグで1−1ドローとなったため得点を取る必要があるリバプールは、ポゼッションを高めながらの攻撃に。互いに激しい中盤争いで、チェルシーはマイボールにすると縦に速いボールを入れるという攻防で見ごたえ十分。
この試合ではポゼッションも終始リバプールが優勢でしたが、実際のところ、グラントのチェルシーは強い頃のモウリーニョ的なサッカーで成熟が進んだ印象です。モウリーニョはより攻撃的な変革を求められて逆に勝ちきれなくなってしまったワケですが、そのまま極めていればもっと凄いチームになっていたのではないかという気もします。
素晴らしいゴールの連続
先制はランパードからカルーへの絶妙の裏へのパスから、カルーのシュートをレイナが弾いたところを素早く詰めたドログバがゴール。もちろん決定機ではありますが、狭いシュートコースへ正確にパワーシュートを決めるところがドログバならでは。
リバプールの同点弾は、この試合スタメンのベナユンがドリブルで中央へ持ち込んでF・トーレスへ絶妙のパスからゴール。これもチェルシーの守備の間隙を突いた素晴らしいゴール。この試合のゴールはどれもがドラマチックでした。
延長に入って、エッシェンがこぼれ球をミドルで決めてチェルシーがリード・・・と思ったらオフサイド判定。確かにチェルシーの選手がオフサイドポジションに数人残ってはいて、シュートコース近くにいるため厳密に言えばプレーに関与していなくもないのですが、通常これはオフサイドにはならんでしょう。
チェルシーもツキが落ちたか・・・と思ったその直後、ヒューピアがバラックを倒してPKに。キッカーはランパード。もの凄い圧力のかかるシチュエーションでしたが、これを決めてランパードは喪章にキスをして母に捧げるしぐさ。絵になります。
その後にドログバがまたも狭いシュートコースへシュートを突き刺し、スタジアムはフィエスタムード。そしてランパードが拍手で送られながら交替・・・のはずが、その交替直前に唐突にバベルがミドルを決めて1点差。最後まで緊張感の高い試合にするところなど、リバプールもやってくれます。
プレミア優勝争いチーム同士のファイナル
チェルシーは初のファイナル進出となり、ユナイテッドとの対決。
放映権料の高騰があってプレミアは最もレベルの高いリーグとなっていますが、その優勝を争っている2チームがチャンピオンズリーグの決勝で戦う。これは珍しくもしごく妥当な結果といえるでしょう。
リーグの試合が終わってから十分に回復する時間をあけてから行われる決勝、両チームともベストな状態で戦えそうです。
決戦の地はモスクワなだけに、アブラモビッチ・チェルシーの方が有利?とか・・・ないか。
2008年04月30日
[CL準決勝2nd:MユナイテッドvsFCバルセロナ]1stレグと同様に
2008.4.29(Tue)Man. United 1 - 0 FC Barcelona
@Old Trafford
1-0 Scholes '14
試合結果(uefa.com)
1stレグのカンプノウと同様にバルサがポゼッションして攻め込んだものの、ユナイテッドのゴールを割ることはできず。1stレグと違ったのはスコールズにゴールを決められたことだけ。
ポゼッションするものの
オールド・トラフォードではユナイテッドが優勢かとも思いましたが、バルサのポゼッションはここでも高く、最終的には58%のボール支配率。
ただ、ここでは特にテベスに前線から執拗なプレスをかけられ、余裕をもったパス回しをさせてもらえず、ユナイテッドの時間帯も作られていました。そんな中、マイボールにしたと思ったザンブロッタのパスミスがスコールズの前に流れ、ミドルを決められて失点。
しかしそれでも1点とればアウェイゴールで勝ち抜けるバルサでしたが、ここ一番で弱いエトーが消極的なプレーをしてしまい、メッシに期待という状況に。結局、交替も遅く、ユナイテッドの守備は堅く、そのまま終了の笛を迎えてしまいました。バルサらしいサッカーが復活していただけに残念です。
リーガの優勝もなくなり、チャンピオンズも敗退し、これで今シーズンは終了。
次シーズンは監督含めて大きくチームは変わらざるをえませんが、せめてクラシコではマドリーを倒して締めくくってもらいたい。
