バルサンガ日記

FCバルセロナと京都サンガFCとチェルシーの観戦記です。
松井大輔(ディジョン)と朴智星(Mユナイテッド)も応援しています。

[プレミア第22節:ノリッチvsチェルシー]スコラーリ末期のような・・・

ノリッチvsチェルシー(フォーメーション)年明けから連勝しているとはいっても辛勝でしたから、このスコアレスドローはもっともな結果です。
とはいえ、ここまでクリーンシートが一つもないノリッチ相手に得点が取れないというのは・・・。

スコラーリの末期のように、得点の香りなし
ビラス・ボアスのチェルシーの攻撃はポゼッションでじっくり攻めるスタイル。攻撃にスピード感がなく、カウンターできそうでも無理せずいったんボールを戻して落ちつかせ、結局、このノリッチのように守備ブロックを固めてくる相手を崩すのに四苦八苦・・・そう、チェルシーでのこのパターンはスコラーリが攻撃サッカーを標榜して繋ぐスタイルで結果を出せなかったのと同じです。

バルサ的なスタイルとも言えるのですが、バルサのようなポゼッションのクオリティはなく、メッシのような個での打開もできない。この形で得点力を上げるというのは至難の業でしょう。
加えて、守備はマークが甘くてボールにも詰め切れていない。簡単にシュートを打たせてしまうことも多く、ノリッチ戦でも相手は数少ないチャンスでも得点に結びつきそうで怖いものがありました。

ビラス・ボアスはモウリーニョのアシスタントをしていたというのに、モウリーニョとは真逆の勝負弱いサッカーになってしまっています。
このままだとチャンピオンズ圏内の4位も難しくなりそうですし、チェルシーの選手にあった現実路線に方向転換してもらいたいところです。

[プレミア第21節:チェルシーvsサンダーランド]悪いながらも連勝

チェルシーvsサンダーランド(フォーメーション)2012.1.14(Sat)
Chelsea 1 - 0 Sunderland

@Stamford Bridge
1-0 Lampard 13'
試合結果(Chealsea公式)試合結果(SkySports)

年明けから下位相手でなんとか連勝。際どい勝利ですが、今は勝って自信を付けることも大事です。

ラッキーな1得点を守って勝利
この試合の唯一の得点は、ボシングワのクロスに対してトーレスがダイレクトボレーで撃ったシュートがバーに当たって跳ね返ったところ、たまたまいたランパードにボールが当たってゴールというもの。
トーレスのシュートが決まっていればきれいな得点でしたが、微妙に入らないのがチェルシーのトーレスというところでしょうか。

1点差でヒヤヒヤものの勝利でしたが、まぁ、勝ってよかったな、と。
しかし、この得点力のなさはなんとかしなければ。

[プレミア第20節:ウルブスvsチェルシー]辛うじて勝利

ウルブズvsチェルシー(フォーメーション)2012.1.2(Sat)
Wolves 1 - 2 Chelsea

@Stamford BridgeMolineux Stadium
0-1 Ramires 54'
1-1 Ward 84'
1-2 Lampard 88'
試合結果(Chealsea公式)試合結果(SkySports)

とにかく勝たなければいけない試合でしたが、引き分けでもおかしくなかった内容でした。
ともかく、勝てたことは良かったというところです。

相変わらずの内容だが、結果的には勝利
チェルシーは前線の人数が少ない所にアバウトなクロスを入れるなど、工夫もなく得点できそうな雰囲気のない攻撃。なぜか3トップの右に入ったラミレスも、全く機能せず。
前半はスコアレスで折り返し、後半9分にコーナーキックのこぼれ球をラミレスが決めるというラッキーな形で先制したものの、後半39分にキーパーがハーフウェイラインからルーズに放り込んだボールに対して詰めが甘く、ごちゃついたところを決められて同点に。
これでまたもや引き分けかと思ったところ、最後にトーレスのスルーパスで深い位置からコールが入れたクロスをランパードが決めて勝ち越し。
しかしこれで簡単には終わらず、終了間際に危うく同点となるシュートを打たれながらツェフが好セーブで弾いてなんとか勝利でした。

攻撃は停滞して形ができず、守備はマークが甘くてピンチになりやすい。
どんな相手でも楽には勝てそうになく、苦しい試合が続きそうです・・・。

[天皇杯決勝:京都サンガvsFC東京]リーグ戦同様で相性悪く完敗で準優勝

天皇杯決勝:京都サンガvsFC東京
2012年1月1日(日)
京都サンガF.C. 2ー4 FC東京

@国立競技場
1-0 中山 博貴 13'
1-1 今野 泰幸 15'
1-2 森重 真人 36'
1-3 ルーカス 42'
1-4 ルーカス 66'
2-4 久保 裕也 71'
試合結果(京都サンガF.C.公式サイト)
試合結果(FC東京公式サイト)

天皇杯決勝を終え、京都へ向かう新幹線で書いています。
J2で大敗しているとは言っても、それはサンガが調子を上げる前なので関係なし、と思っていましたが、やはり大木のポゼッションサッカーはFC東京とは相性が悪いようで、完敗でした。

運動量で負け、プレースタイルでも不利
FC東京は立ち上がりから運動量豊富なチェイシングで、こぼれ球はFC東京に拾われ、サンガは後手に回る展開に。そしてボールを持ったFC東京はピッチを広く使ったパス回しとゴールへの圧力の強い速攻で、サンガは耐えるのみ。サンガとしてはFC東京よりも速いプレスで前線でボールを引っ掛けたいところでしたが、ここ最近の試合でよく見られるようなスロースタートな入り方で苦しい内容になってしまいました。経験の少ないチームですので、決勝という舞台での硬さがあったのかもしれません。FC東京はほぼ今のチームでナビスコを優勝してますしね。

そんな厳しい展開ではあったものの、相手DFに当たってこぼれたボールを中山がきっちり決めてサンガ先制。しかし、このリードは長続きはしませんでした。
得点のすぐ後、FC東京にショートコーナーからフリーでクロスを入れさせてしまい、それを決められてまず同点に。そして次に不用意に与えてしまったFKを直接決められて逆転、さらには水谷のロングフィードを跳ね返されたボールをそのままルーカスが抜け出して決められて3点目。いずれも失点の仕方が悪く、ダメージが残りそうなやられ方で前半を終えてしまいました。

そして後半にはまたまたカウンターからルーカスに決められて4点目。しかし決定力のないルーカスに2点も決められるとは・・・。
ビハインドのサンガが前へ出るしかなかったという面はありますが、FC東京の術中にハマった形で失点を重ねてしまい、決勝に来て課題を改めて突きつけられた感があります。
この後、コーナーキックから久保がゴールを決めて一矢報いたものの、最終的には得点差通りの完敗でした。

もともとサンガのDFはスピード不足で裏へボールを出されると弱いところがありましたが、今回は特に安藤や加藤など本来のポジションではない選手が入っていましたから、広いスペースで個の対応になると難しいものがあります。最近、サンガの失点が少なかったのは、集団で守って最後には身体を張ってブロックするというものでしたが、そういう展開にはできなかったということで。

ただ、負けたとはいえ、最後までサンガらしい細かいパス回しでの攻撃を貫き通したのはいいと思います。まぁ、これしかできないということもあるのでしょうし、速くゴールへ向かうようにとジレったくなるぐらいでしたが、1年やってきたのがこのサッカーなので。
来シーズンはもっとゴールに向かうパスや裏への動き出しを見たくはありますけどね。

さて、今年のサンガは大木監督2年目のシーズン、若い選手たちが中心でさらに成長してくれると思いますので、今回のFC東京と同様に、J2優勝して天皇杯優勝も狙ってもらいましょう。

天皇杯決勝:京都サンガvsFC東京

[プレミア第19節:チェルシーvsアストンヴィラ]メンタル面で大きくダウン

チェルシーvsアストンヴィラ(フォーメーション)2011.12.31(Sat)
Chelsea 1 - 3 Aston Villa

@Stamford Bridge
1-0 Drogba 23'(P.K.)
1-1 Ireland 28'
1-2 Petrov 82'
1-3 Bent 85'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

3戦連続引き分けとなるも上位チームも今一つ勝ち点を伸ばせず、ギリギリ延命という状況のチェルシーでしたが、ホームでヴィラを攻め切れずに逆転負け。ミスも多く、メンタル面でかなり落ち込んでいるような内容でした。

ポゼッションするも、工夫のない攻撃で停滞
引いて守るヴィラに対してチェルシーが終始ポゼッションしている内容でしたが、前線ではスタリッジの動きにはキレがなく、ドログバとスタリッジも中央で重なるシーンも多い。中盤の選手は前線に出る動きが少なく、全体的に攻撃に工夫がなくて中盤でパスを回して攻めあぐねたあげくに単調なボールを放り込んでは跳ね返されるという有様。特にメイレレスは大きくハズしたミドルシュートやパスミスなど多く、ガッカリするようなプレーが目立ちました。唯一、攻撃にアクセントをつけていたのはマタの動きでしたが、周りの動き出しがあまりなくチャンスにまでつながらない。
先制点はドログバが自ら得たPKで(止められそうでしたが)得たものの、そのすぐ後にはエリア付近でのメイレレスとパウロ・フェレイラがアイルランドとエヌゾグビアに簡単に破られて決められて同点に。
後半はトーレスが入った直後のミドルでバーを叩いたり、ランパードが積極的にゴール前に入ろうとするなど可能性は見られましたが、やはり動きに連動性は乏しくどちらも点が入りそうにない雰囲気。そして終盤、ファウルを流されたところで生まれたスキからフリーになったペトロフに逆転ゴールを決められ、最後にはランパードがDFラインでの中途半端な横パスをカットされてダメ押しとなる失点を献上しての敗戦です。

バレンシアやシティとの試合ではモチベーション高く勝つことができましたが、その後のウィガン戦から始まる引き分け続きですっかり自信をなくしてしまった様子です。首位のユナイテッドもブラックバーンに負けていたりしていますが、チェルシーもこの状況を抜け出せそうにありませんし、差を詰めるのは厳しそうです。
まずは選手にやる気を出させるところからでしょうけど、ビラス・ボアスの経験では難しいのではないか、と。チャンピオンズでは自然とモチベーションが高まるハズなので、そこに期待でしょうか。

[天皇杯準決勝:横浜F・マリノスvs京都サンガ]勝負強くなったサンガ、延長で突き放して勝利

横浜Fマリノスvs京都サンガ(フォーメーション)2011年12月29日(木)
横浜F・マリノス 2−4 京都サンガF.C.

@国立競技場
1-0 渡邉 千真 42'
1-1 工藤 浩平 50'
1-2 ドゥトラ 72'
2-2 大黒 将志 90+5'
2-3 久保 裕也 116'
2-4 駒井 善成 120'
試合結果(京都サンガF.C.公式サイト)
試合結果(横浜F・マリノス公式サイト)

これを勝てば元日の国立決勝というマリノス戦。
私は仕事で生観戦には行けませんでしたが、決勝のチケットは入手済みでケータイでチェックしながら試合経過を見守っていました。先制点を取られた時、後半ロスタイムに追いつかれた時、勝つのは難しいかと思ってしまいましたが、今のサンガは勝負強い。どこが相手でも関係なさそうです。

ファウル多く、試合全体ではマリノスペース
レフェリーが天敵の佐藤隆治ということで、今のサンガの守備スタイルからしても不安でしたが、案の定、軽微なファウルでも笛を吹かれやすくて俊輔にセットプレイの機会を多く与えてしまっていました。とはいえ、いつもより佐藤隆治は流すことも多くてマシだったようには思います。ウチ的には内野のハンドを見逃してくれたりもあり、不利な判定ということもなかったかと。(サンガの試合結果ページだと「伊藤隆治」とか書かれていますけど。)
シーズン前半戦の出来だと、セットプレイから決められていたのではないかと思いますが、FKは集中力の高い守備や身体を張った守備で跳ね返し、よくしのげたなと思います。この試合で俊輔にやられていたのはセットプレイよりも中盤からの配球ですね。先制点となった裏へのパスを始め、左右への散らしやスルーパスなど、押し込まれる時間帯が多くなったのは俊輔を捕まえ切れなかったという要因が大きかったと思います。

ツキがあるとは言えないが、それでも勝ち切る勝負強さあり
前半途中までマリノスペースで進んだ後、37分頃からサンガには立て続けの決定機があり、宮吉の至近距離のボレーを飯倉が右手一本でセーブ、さらにCKからの秋本のヘッドもゴールからかきだすようにセーブ、そして小椋からのパスをカットしての秋本のミドルがバーに、さらに弘堅のシュートもポスト直撃。決定機を決め切れず、この後に千真に裏へ抜けだされて失点して前半終了。
後半は立ち上がり早々に、カウンターから宮吉のDFをつる動きから工藤がミドルを決めて同点に追いつき、久々に決めてくれたドゥトラの直接FKで逆転。この後にはドゥトラがフリーで胸でのワントラップから打ったボレーはまたもやバーに。最後は当然ながら押し込まれて必死の守備で耐えるものの、最後の最後に俊輔のクロスからのこぼれ球を中澤がシュート、水谷がはじいたところを大黒に決められて同点。
試合を通じて非常にイヤな流れなのですが、それでも最後に勝ち切るというのがシーズン終盤でも見られた勝負強さですね。高校生FWとしても注目されている久保が落ち着いて決めたゴール、そしてその久保のボールキープから駒井が決めた試合を決定づけるゴール、現地ではさぞ盛り上がったことでしょう、雰囲気としては最高潮に達したのではないかと思います。

TV放送はアップ多すぎ
試合とは直接関係ありませんが、この試合のテレビの映像はアップが多すぎてイライラするものがありました。試合が始まっているのに選手のアップを映していることが多いのも問題ですが、さらに試合の流れを映しているときもボールの局面に寄りすぎ。テレビ映像からハズれたところの選手の動きが捉えられないので、試合全体が見られません。
NHKってこんな撮り方だったっけなという感じなのですが、もっと引いた映像で撮ってもらいたい。とても気になったので、一応、書いておきます。

さて、次はいよいよ決勝。9年ぶりに元日に国立でサンガの試合を見ることができます。
FC東京にはリーグ戦では5月のホームで1−4、9月のアウェイで6−1といずれも大敗していますが、9月の試合は前半だけ見れば圧倒していましたし、その後のサンガの勢いからすれば2度の大敗は全く気にすることもありません。
シーズンのリベンジということも考えず、決勝の一試合として集中して戦えば結果はついてくるでしょう。

若返った今のサンガ、黒部・松井・パクチソンで優勝したときのような雰囲気があります。

[プレミア第18節:チェルシーvsフラム]3戦連続1−1ドロー

チェルシーvsフラム(フォーメーション)2011.12.26(Mon)
Chelsea 1 - 1 Fulham

@Stamford Bridge
1-0 Mata 47'
1-1 Dempsey 56'
試合結果(Chealsea公式)
試合結果(SkySports)

ウィガン、スパーズに続けて引き分けとなり、試合前のインタビューでビラス・ボアスは、このフラム戦と次のヴィラ戦で勝ち点6を取ればまだ優勝争いに残れるとコメントしていましたが、結局、3試合連続の1−1での引き分けとなってしまいました。

なかなか得点も決まらず、弱気なチェルシー
この試合ではチェルシーは久々にトーレスとランパードをスタメンに持ってきて、2人とも悪くはないのですが、どうにも得点までは至らない。
特にトーレスは前半の2回のビッグチャンスにも絡んでいました。1回目はマタのクロスをトーレスが絶妙のボディバランスでトラップしてシュートを打ったもので、キーパーの正面に行ってしまって決まらず。2回目はトーレスが前線でプレスをかけて自らDFから奪ったボールをスタリッジに渡したものの、枠に飛ばしてくれず。このところチェルシーは得点が取れているワケでもなく、決め切れないのはいつものことではあるのですが、今回はトーレスの運のなさが問題な気がしてしまいました。
イヤな流れではあったものの、後半の早々にトーレスがDFを背負いながらもボールを収めて出したパスをマタが決めて、ようやくチェルシーが先制。トーレスに憑いた悪いものも追い払ったかなと思ったものの、このところクリーンシートがなく自信なさげなチェルシーは追加点を奪いに行かず引いてしまい、フラムのパス回しに後手後手に回る形となって振り回され、アシュリー・コールをかわしたルイスのクロスにデンプシーが合わせて同点に。
まだまだ得点して勝てる時間はある・・・はずでしたし、フラムもそれほど積極的には来なくなったので、終盤は特にチェルシーが一方的に攻める展開となったものの、シュートはキーパーの正面か枠をハズれるかのどちらか。
相手キーパーのストックデイルが当たっていたという面もあるにはあるのですが、それにしてもチェルシーは余裕のないシュートが多かった。そのままタイムアップでドローとなりました。

2試合続けて勝つと言いながら、いきなり引き分けになってしまったので、ビラス・ボアスのコメントも優勝は難しいという内容になってしまったようです。首位のシティも引き分けたので差は開きませんし、コツコツ勝ち続けて上位が取りこぼすのを待つしかないのは変わりません。とにかく、ビラス・ボアスは長く監督をやってもらいたいので、クビにならないようには頑張ってもらいたいです。
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